Microsoft Windows NT の困った事情

 それは今の職場にNT3.51のサーバを入れたときなんですが......。

 例によって、NTの細かいサーヴィスはそうすんなり立ち上がりません。特にファイル・サーバはMS Lan ManagerのDOSクライアントではどうしても繋がらなくて(一応、認識はするんだが)、いい加減アタマに来てしまい、サポートを探して電話をしたのですが、直接の無償サポートは無いの一点張り。最初電話に出た女性じゃ埒があかなくて、上司らしい人間に代わって貰ったのですが、それでもやっぱりダメ。あげく、こう尋ねました。

  ボク:「ということは、NTは“売りっぱなし”なんですか?」
  MS:「まぁ、そういうことになりますね」

 ボクはすかさず、「あ、そう。殿様商売もたいがいにせーや」と言って電話を切りました。
当時、OS/2 Lan Serverも同時に導入したんですが、こちらの日本アイ・ビー・エムのSE氏は非常に親切でした。今でも電話したら、知っていることなら商売抜きで教えてくれます。

 ちなみにボクの職場のDOS/Win3.1のクライアント(まだ数台残っている)はIBM Lan Server のDOS Lan ServiceでNTに繋いでいます。上記のやりとりのあと、元々MS LanマネがIBM Lan Serviceと同系列の製品だったことを思い出して、ダメもとでやってみたらうまくいったんです。で、このIBMのDOS Lan Serviceなんですが、これで使うEMSに展開するフル・リダイレクタである、仮想リダイレクタがコンベンショナルをあまり圧迫しない(Lanクライアントのドライバの常駐サイズはそれでも44KB程ありますが、MS LanマネのDOSクライアントに比べたら遥かにマシ。リダイレクタはこれとは別にメモリーを消費しますが、それらはすべてEMS領域)非常に優秀な製品なんですね。もちろん、TCP/IPとの共存も可能。MS Lanマネで同じことやったら、多分、Windows 3.1自体が立ち上がらないでしょう。IBMのftpサーバから常に最新版が提供されているので、NTの環境のクライアントでお悩みの方は、Warpサーバのライセンスを購入の上、LS4.0のDOS Lan Serviceを落としてお試し下さい(Warp ServerのLS5.0のクライアントはTCP/IPと干渉します)。多少、機能は制限されますがすごく良いですよ。

 IBMのDOS Lan Serviceと、アライド・テレシスのCentreNET TCP/IPを組み合わせた状態で、大体コンヴェンショナル・メモリは400KB弱。QEMMを入れれば、500KB超は確実に確保できます。ただし、最新版だとDOS窓は使えなくなるので注意してね(古いヴァージョンのリクエスタだと大丈夫なんですが、手に入らないので。まぁ、正規サポートじゃないのでいたしかたが無いところですね)。 "TCP/IP"、"DOS LAN Service"と導入して、最後に"DOS Lan Service"の"PROTOCOL.INI"に"TCP/IP"のパケット・ドライバの記述を追加すればOKです。
 環境によっては、NICのドライバを入れなおさなければなりませんが、まぁ、そのへんはLAN管理者ならいつもの事なので大丈夫でしょう。

STARDATE 9710.18追記:
 先週、会社の職場のMacFileヴォリューム上でMac-OS 7.xのFinderが突然コケるようになりました。昨日、シャットダウンして全ドライブにchkdskをかけて再起動したんですが、やっぱり直らない。うーん、この土日は無理なので、次の日曜(土曜は東京なので)はボランティア休出してMacintoshサーヴィスの再インストールかぁ....。買っただけで宙に浮いているCopsのPServeをいれた方が確実かもしれなひ..........。とにかく、500MBあるMacのDraw系のファイルを救出する方法を考えないと....トホホホ。
 新しいPC買い増す予算なんかないしなぁ。責任取ってくれ>MSKK!!

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