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Focus Aid CONTAX, CONTAX RX


“CONTAX RX”

 “AX”の前哨戦として登場したフォーカス・エイド機で、結果的に“AX”よりも製品寿命が長かったモデルです。
 フォーカス・エイド機構搭載のため、ミラー中央部がセンサの為のハーフ・ミラーに成っていて、ファインダーの透過率が若干低いことから「ファインダーが暗い」と酷評されていますが....そうでもないです。
 基本的なレイアウトはRTSIIIとほぼ同じで、RTSIIIをスペック・ダウンしたような、いわばSmall RTSIIIとも言えるボディです。

 わたしの所有している個体は、なんと後継機の“RXII”ディスコン後に入手した物で、ボディ番号は33000番台の新品ですが、先に入手した“RTSIII”よりも長期のデッドストックだったのは確かで、アイカップのラバーが粉吹いてました。もっとも、その割にボディはなんともありませんでした。
 シャッタはRTSIIIには敵いませんが静粛でなかなか良いです。最高速が1/4000までという無理をしていないスペックであることも起因していると思いますが、“167MT”に近い印象を受けました。

 フォーカス・エイド機構となるとやおら比較として出てくるのが(ホントか(苦笑))“YASHICA FX-A”になりますが、流石に世代が異なるので、距離センサは“FX-A”とは比較に成らないほど正確です。
 ただ、“FX-A”とは異なり、フォーカス・インジケータはファインダー下側に液晶バーグラフで出るため、どうしても視線移動が発生します。

 ユーザ登録は一応するつもりですが、京セラの担当者、びっくりするかも。

 主な緒言は以下の通り。

外寸(D×W×H):59mm×151mm×104.5mm、重量:810g
シャッタースピード:1/4000〜4(sec:Manual)〜16(sec:Auto)、B、シンクロ:1/125
ファインダー:視野率 95%、倍率 0.8倍
フィルム感度設定:(手動)ISO 6〜6400、(DX)25〜5000
フィルム巻き上げ速度:3コマ/秒
専用ストロボ:TLA-240/360/480
定価:\168,000
国内発売:1994年4月〜2002年10月

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at: 2005/02/12(Sat)
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