ウッドデッキの核となる土台大引
土台とは軸組最下部の水平材で基礎の上や土台束に取り付きます。柱の下端を連結し、柱の不同沈下を防ぎ、上部からの荷重を基礎に伝える役目をします。
大引は根太を支えるために水平に渡される部材のことで木造の床組の場合、土台と大引がありその間に根太がわたされて床板を支える構造材で根太とは垂直に配置されることになります。
土台大引とも松材の3寸(90mm角)を採用いたしました。仕口継手加工が施され根太掘りもされています。
画像左から土台の角部分仕口の<土台隅差柄割くさび固め>と<隅柱扇型半ホゾ差し仕口>がみられます。
次が大引の<大入れ蟻落し仕口>になります。
次は躯体側に付く土台の<土台隅差柄割くさび固め>の部分です。
後の2本は縦方向土台で”差柄割くさび固め”の為鋸目切込みが入っています。
<大入れ蟻落し仕口>の女木部分の画像です。穴は羽子板ボルトの差し穴です。
見えがかり部分はカンナ掛けされています。