ウッドデッキの根太掘り加工
根太掘りと根太組及び特注根太
土台大引材の部材には根太掘りが工場で加工されています。根太材も長さがカットされていますので、そのまま根太掘りされた部分に入れ込んでいくだけで
組み上げられます。根太の両側に付属の根太止めビスで強固に固定します。通常、根太間隔は1尺(303mm)になって掘り込まれた間隔になっています。
根太間隔は基準の1尺(303mm)間隔で、根太の太さも45mm×45mmの根太材を採用しています。
根太材を組み上げられました。この写真の作品は、特注の根太が太い材(45mm×90mm)に変更されています。根太掘りの方向が床板が躯体に対して縦方向に張られていくタイプですので
根太掘りの方向が写真のような形になります。下側にはステップ部分の根太掘りがされています。こちらは根太の太さも45mm×45mmの標準の根太太さで充分ですので標準仕様になっています。
斜め部分がある床タイプの根太組みの部分です。斜め部分にも根太掘りがされています。
ステップ部分の裏側の根太組みも見られます。雨樋部分もありますので、雨樋を逃がすように土台組みもされています。
こちらの作品は、本体床板及び腰掛を床に付けられたウッドデッキになっていますので、根太組みも本体部分の根太掘りと
腰掛部分の根太掘りとに分かれています。腰掛部分は前枠と後枠に根太掘りがされていてそのまま根太を差し込んで組み立てていく形になっています。
大きなウッドデッキでも基本的なやり方は同じです。床の中に柱がくる場合でもその部分を土台と根太を組み合わせるようにして床組みがされていきます。