燻煙(くんえん)木材の特性


燻煙木材の角材の画像

<燻煙木材の90mm×90mm角材の画像です>
国産の杉材の中でももっとも耐久性の高い赤身のところを利用して作り上げた耐久性の高い木材です。 じっくり2週間以上も窯の中で燻されていますので木材の芯まで燻煙処理されています。 画像のように年輪や細胞が少し燻されたような色になっていますがすべての芯まで燻されている様子が見て取れます。 木材の細胞や繊維はきちんと崩れていないので破壊されていない様子が分かります。

カビの発生と木材の細胞の実験結果 燻煙乾燥処理された木材と未処理木材の実験結果です。

燻煙乾燥処理されたのにはカビの発生は見られない。
未処理にはカビの発生がすごい。
燻煙乾燥処理には木材の細胞の破壊が見られずに正常である。
一般に出回っている強制乾燥された木材の細胞は破壊されているのが見られる。

燻煙木材の平角材と根太材の画像

<燻煙木材の平角材(ひらかくざい)と45mm×45mmの根太角材の画像です>
左の木材はウッドデッキの床材に使われています。幅120mm×厚み40mmの平角材で両面取りもされている耐久性抜群の床板と言えるでしょう。 右側の木材が根太に使われる床板を支える横架材になります。通常303mm(1尺)間隔に配置されています。

燻煙木材の木口と年輪の画像

<木材の芯内部まで充分に燻煙処理されている>
画像のように木口を見ると木材の中まで充分に燻されているのが分かります。 細胞を破壊することなく燻煙されていますので木材の耐久性を最高まで引き出します。 防カビ、防シロアリ、防ダニ、それに高い耐久性に効果を発揮します。


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