パーゴラ付きクロスフェンスのウッドデッキ(標準グレード)
千葉県のY.K様からパーゴラとクロスフェンスのウッドデッキ完成写真をいただきましたのでご紹介いたします。
今回の作品は、間口が4550mm×奥行きが2730mmありますが、正面から見て右側が奥行き910mm短くされています。
クロスフェンスは柱を1150mmに高くした特注にされています。右側にL字型にフェンスを廻されていて左側は前面オープンになっています。
パーゴラは短くされた右側の部分に建てられて間口1820mm×奥行き910mmの部分に建てられています。
両側に破風を付けられて2寸7分勾配です。右側の躯体側に一箇所、出入り口を開けられています。
ウッドデッキのカラーはチークカラーで施されています。
ウッドデッキの計画図面と完成写真
ウッドデッキ計画の平面図と立面図になります。
図面のようにウッドデッキの大きさは間口4550mm×奥行き2730mmですが一部、奥行き1820mmに
なっているところがあり10.76u(3.26坪)の広さがあります。
フェンスはクロスタイプですが高さが1150mmに高く設定されています。パーゴラを躯体側に設けて屋根勾配を付けています。
敷地のGLラインに段差があるので、土台束で支える部分と必要ない部分とで調整しています。
お客様の作りたいウッドデッキをプランニングします。
参考ページのウッドデッキのプランニングをご覧ください。
床伏せ作業
下廻りの組み立て
土台を組まれて根太を差し込み、パーゴラの小屋伏せも組まれています。
敷地のGLが段差になっているので前側の土間コンクリート部分は束石を設置して土台束で高さを調整していますが
土面側は束石に直接、土台を乗せられる仕様になっています。床面は丁度、間口2730mm×奥行き2730mmの床面と
間口1820mm×奥行き1820mmをつなげた床面積になっています。
柱は通常(910mm)より高く(1150mm)に設定されています。パーゴラは躯体側で高さ2350mmあり躯体側右奥の1箇所が出入り口です。
土台と根太組み
土台と大引を組まれて根太を取り付けられたところです。
土台には柱のホゾ穴も見られます。土台と大引には根太掘りがされていますのでその中に根太をはめ込んでいきます。
写真ではすべての根太が差し込まれて根太の上からビスで土台に固定されています。
根太間隔は303mmピッチに配置されていきます。
ウッドデッキが完成しました。
ウッドデッキ完成
綺麗に出来上がりました。
クロスフェンスは高さが1150mmある特注で高く設定されています。また、L字を2つ重ねたように廻されています。
床板が綺麗に張られています。2730mmと1820mmのところでつながれた床張りになっています。
床板は排水溝をつけながら張っていっています。フェンスの柱とパーゴラの柱の垂直がきちんと出ているのが見て取れます。
パーゴラの右奥が出入り口に開けられています。束石も要所には羽子板つきを付けられているので地震による動きを抑えてくれます。
素晴らしい作品が出来上がりました。
また、猫ちゃんがかわいいね。