サンシェードを付けたウッドデッキ
千葉県のS.N様から燻煙木材で作られたウッドデッキ作品をいただきましたのでご紹介いたします。
今回は、燻煙木材で作られたウッドデッキ、屋根にはサンシェードを取り付けられたウッドデッキになっています。
両側の出入り口には2段用のステップを設置されて、手摺りは低めのタイプを意匠されています。
また、コンセント、照明器具、スリッパ置き場なども考案されています。
カラーはグリーンの落ち着いた色を塗布されたウッドデッキです。
ウッドデッキの組み立て工程を見ていきます
土台組み立て
ウッドデッキの核となる土台、大引及び根太を組み付けられて完成した写真
土台束と束石の羽子板を取り付けられたところ
羽子板にはサンダーをかけて錆を落として尚且つ塗装をされて補修されている。
土台と大引を引き寄せるために羽子板ボルトを補助的に使う。
羽子板ボルトはステンレス製
土台及び大引に事前に加工されている根太掘りに根太を差し込みビスで止める。
上記のような施工及び処理をされた土台、大引、根太の組み立て完成写真
本体組み立て
土台、大引が組みあがったら長柱を建てて屋根部分の作業に入ります。
短い柱(管柱と言う)も取り付けられています。
下から土台束、土台、床板、柱となっています。
床板は柱に当たる部分を欠き込み加工されています。
こちらはウッドデッキを組み立てるための作業道具とステンレス釘及び床用スペンサーなど
お客様考案の床材を止めるのに便利な床用止め冶具
これを使うことによる綺麗なビスの間隔で見え良く仕上がります
笠木は幅120mmの幅広いタイプ。両側は大きく面取りされてます。
隅角の部分のところは柱に笠木分の切り込み加工がされているので、これに差し込みます。
納まりは留め納めになります。
長柱に桁も取り付けています。今後の施工の残りは屋根部分のみです。
屋根組み立て
桁に垂木を取り付けたところ
躯体側の桁には垂木の勾配をとるために50mm程度の角材を取り付けてゆるい勾配をとっている。
ウッドデッキが完成しました。
両側の出入り口には昇降用として2段式ステップが付いています。
両側の真ん中が出入り口です。手摺りは低めの高さ400mm程度の高さで設定
付帯施工
燻煙木材で作られた2段式のステップ
木材は120mm×40mmの厚手の木材で作られたステップです。
お客様独自にスリッパ置き場を施工されました。
便利グッズとして防水コンセントを取り付けられました。
配線を木材の中に入れて配線を見えなくしてスッキリさせています。
照明器具用のスイッチです。こちらも防水タイプ
照明電気配線も防水コンセント配線を利用しながら木材の中に入れてスッキリさせている。
照明器具を取り付けているので夜も明るくなり充分にウッドデッキが使えます。
屋根桁の木材より薄いタイプですので見た目には照明器具が有るとは感じないです。
左側に照明器具、真ん中にサンシェード用の保持金具
サンシェードの保持及び固定するための金具の取り付け
防水布地タイプのサンシェードを採用
雨天のときにも防水タイプですのでウッドデッキを楽しむことが出来ます。
綺麗なウッドデッキが完成しました。