CanBeくんのその後のベンチ

それでは、早速パワーアップしたうちのCanBe君のベンチマークをご紹介致しましょう。

ベンチには EP82改/かず氏のHdbench Ver 2, 42, 0, 1を使用しました。

★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.420 ★ ★ ★
使用機種 PC−9821 Cb3/T
Processor Pentium 125 [GenuineIntel family 5 model 2 step C]
解像度 640x480 65536色(16Bit)
Display PC-9821 32 ビット ウィンドウ アクセラレータ (Cirrus)
Memory 47,600Kbyte
OS Windows 95 4.0 (Build: 950)
Date 1999/ 3/25 18: 9

SCSI = MIDORI ELEC. SCSI-2 I/F MDC-926Rs(PnP-ON)
HDC = スタンダード IDE ハード ディスク コントローラ

A = GENERIC IDE DISK TYPE00
B = GENERIC NEC FLOPPY DISK
C = IOMEGA ZIP 100 Rev D.13
Q = NEC CD-ROM DRIVE:273 Rev 4.24

ALL TextScrollDD ReadWriteCacheDrive
2740 68227334 18425471576 30 8 1703 1648 3164A:10MB

これだけ見てもわかりませんよね。それでは、以前の「Pentium75MHz」のときのベンチマークと比べてみましょう。(ちなみに、ハード構成はCPU以外、変わりません)

Pentium 75 MHz のベンチマーク
ALL TextScrollDD ReadWriteCacheDrive
2081 41624475 17984641356 29 81700 1641 3105A:10MB

さて、まず気になるのは「ALL(総合)」です。 《2081》 から 《2740》 まで上がっています。約32%のアップです。
しかし前にも書きましたが、一般的に「快適に使える」レベルは 《5000》 と言われています。それにはとてもじゃないけど足りません。だけど、やっぱり少しでも数値が上がるってーのはいいもんだねェ。

この《総合》が上がった「立役者」は何と言っても 「浮動小数点演算」 と 「整数演算」 ですね。どちらも約63%の向上です。やっぱり「CPU」そのものの性能のおかげです。ベースクロック50MHzの1.5倍(75MHz)から2.5倍(125MHz)に変わって、まさしくこれのおかげだな〜。

続いて、画面描画関係はどうでしょうか?
やはり「CanBeの泣き所」と言われているだけあって、「四角(単形)、丸(円)、文字(テキスト)」を画面に書き込むスピードは、約 10% 程度しか伸びていません。また、「画面のスクロール」や「ダイレクトドロー」などは変化が見られません。こればっかりはしょうがないよね〜。グラフィックチップもマザーに直付けだしね。
だけど、前回の「MMX ODP」の時は、この数値も「もう少し」上がったのよね。これは、「MMX拡張命令」が「Direct X」をうまく使った結果だと思ってます・・。

さてさて、それでは「実際に使ってみた感想」は・・・ってーと、じつは、思った以上に変わっていません。 気分的には、そこそこ早くなったんじゃない?・・とは思うんだけど、実際にいろいろなアプリで試してみたら、大きな変化は見られませんでした・・。(^^ゞ 

だけど、なんといっても「性能アップ」には違いありません! 個人的にはこの価格でこれだけの効果 と思ってます。 いいじゃありませんか。自己満足だって・・・・。

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