CanBeくんの第3段!!

聞いてください。ついにやってしまいました。


それは、ある日のことでした。つい先日、CanBeのCPUを「ODP」に乗せ換えたばかりだというのに・・。だけど、CPUを乗せ換えたとき、その横に「とても小さな可愛らしい」チップがあったのです。その子の名前は「MK1465S」・・ベースクロックをつかさどる、小さいけれどたいしたやつです。

MK1465Sチップ とあるホームページに「このチップの足のはんだ付けを1本外し、他の足の1本とジャンパー線でつなぐとベースクロック50MHzが、なんと66MHzになっちゃう!」というのが載っていたのを見たことのある私は、どーしてもその子に目が釘付けになってしまうわけです。
しかし、この作業を行ったが最後「NECの正式なサポートは一切受けられなくなる」のです。・・ま、その程度ならまだ許せます。問題は「絶対に成功するわけではない!!」ってーこと。もし、うまく半田付けができても、絶対に動くという保証はどこにもないのです。失敗すれば「CanBeくんは、その瞬間からただの箱」となってしまうのよね〜。おまけに、どこぞの掲示板で、失敗談なんか見ちゃってるモンだから。どう?こまっちゃうでしょ〜。

だけど、見れば見るほどちっちゃいやつです。大きさでいうと5mm×7〜8mmで、細ーい足が、その両側に8本づつ生えてます。こいつがマザーボードにチョコンとはんだ付けされてます。この、針ほどの細さの足を外して、ジャンパー線をつけることになるわけです。うっそー!!

そこで私は、以前ホームページを見たときから準備していた「ある物」を取り出したのさ。それは、小さなチップのいっぱいついた、ただの基盤。会社の「不要品置き場」でみつけたもの。この日のために取っておいたのだ! 早速ハンダゴテを取り出し、練習練習!!

1回目、他の足まで半田がまわり大変なことに・・。本番じゃなくてよかった。その後、何度も何度も繰り返し、やっとこまともになりました。

そんなことをやっているうちに「なんか、今ならできそう・・」って気分?になっちゃって。ついに実行に移すことにしてしまいました。(オイオイ・・ホントに良いのか?)心で天使がつぶやきます。(だいじょーぶだって!)悪魔が反撃です。・・・悪魔の勝ち〜〜!! 早速CanBeくんの分解に入りました。CanBeくんは、一体型の割には、ビス3本でボディーから内部が取り出せるのでけっこうラクチン。上にかぶさっている電源部を外すと、マザーボードが見えてきます。先日換えたばかりの「CPU」が光ってます。そして、その横には問題のチップが・・。

ここで、ふと考えてしまいます。ホームページでは「チップの足を外すときは、マザーボードの裏側から針で押し出す」となっています。つまり・・・マザーまで外せってかぁ〜。・・・んんんむむ・・・やーめた!! このままやっちゃおーっと。

これが、問題の始まりだったのです・・。まさかこの後に、あのようなことが待ち受けていようとは。

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