【JPEG】を使う

画像処理っておもしろいですよね〜。そこで、『フルカラー画像の処理』について、《JPEG》に特化して考えてみたいと思います。


Windows標準の画像形式は「ビットマップ(.bmp)」ですよね。これは、「点々一つずつのデータの地図」(そのままやんか・・)で、そのとーりに色を塗ると「画像」になるわけです。ま、塗り絵ですよね。ただし、ドットひとつひとつのデータをそのまま持っているので、画像はきれいですが、データ量が「馬鹿でかく」なるわけです。

じゃ、「JPEG」は?・・って言うと、そのデータを「圧縮」してしまうフォーマットです。扱える色は1670万色もあるので、写真などのフルカラー素材を扱うのに適しています。圧縮率を自分で調整できるのも魅力的です。ただし、ファイルサイズを小さくすれば、画像は荒く、画像を優先すれば、ファイルサイズが大きくなってしまうと言う相対関係にあります。また、一度圧縮したデータは、元に戻すことはできません。

サンプリング100% この画像は、150×150ドットの大きさで、ファイルサイズが67KBあるビットマップ画像を、そのままの形でJPEGフォーマットに圧縮したものです。見て解るように、非常にきれいに表示されています。約30KBのファイルサイズで、元の画像の約半分までファイルサイズが小さくなっています。
サンプリング50% そして、これが非常に高圧縮をかけた画像です。(サンプリング50%、量子化15%) ファイルサイズは、なんと「3KB」しかありません!!元の画像(64KB)の1/22です。しかし、JPEGの圧縮時の特徴で、大きなブロック状に分かれているのがハッキリ解ります。また、全体的にぽけたものになっています。

さて、ここまででBMPとJPEGについて、また、JPEGの特徴が少しはお分かり頂けたと思います。じゃ「実際にやるにはどーしたらいいの?」ってなところを、次のページでご紹介します。

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