撮影の後は編集です 1999年3月
これまで撮影の現場の事を御紹介してきましたが、撮影した後は編集して、プリント
して発売する訳ですから、編集の事にも触れない訳にはいきませんね、
と言う訳で今回は編集について少し
御紹介しましょう。
撮影が終わったβcamテープは仮編集
のあと、編集室で本編集を行います
これをEEDと言います。これは
ELECTRONIC EDITINGの略です。文字
通りビデオ画像の電子編集ですね
撮影した映像を編集して、それに文
字スーパーを挿入し、タイトル等を
付けます。そして現場のステレオ音
声と追加の音声(運転手の歓呼の声
や車掌の社内放送)そしてBGMや
ナレーターの解説等をミックスして
最終的にステレオの2チャンネルの
音声に仕上げます。そしてこれ等をまとめたD-2マスターテープが完成します。
この写真はその編集室の写真です。右端はテイチクの制作担当者の津森様、その左は
この編集室のオペレーターの川本ちゃんとシバちゃんです。
編集が終わってちょっとリラックスした時の表情と言いたいのですが、実はだいたい
いつでもこんな感じです。「女の子が大股開きするなよ-」
この後VHSテープにコピーしてパッケージされて発売されます。またDVDの作品の場合
はこの後、工場で MPEG.2のビデオエンコーディング作業とオーサリング作業が有り
ます。それはビデオ信号をMPEG.2形式の圧縮信号に変換する作業と、指示通りに再生
する為の編集作業とでも言う物でしょうか。まあだいたいそんなところです。