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百年の歴史を誇る阪堺電車          2001年4月

今回は大阪の庶民に長く親しまれて きた、阪堺電車を撮影しました。 左の写真は堺市内の片側3車線の道路 に挟まれたセンターリザベーション 路線で快適に走ることができます。 写っている車両は701形で最新式の 車両でシンクロワンハンドルマスコン の快適な車両です。 昨年の平成12年9月に開業百年を 迎えたそうで、なんと明治33年の 開業と言う事です。 最初は電車ではなく、馬が車両を引っ 張る、馬車鉄道だったそうです。 東天下茶屋駅には開業百年を記念して 馬車鉄道跡の石碑が作られました。 開業当時は天王寺西門前から東天下茶 屋までの区間で開業したと言う事です 現在のチンチン電車は恵美須町から 浜寺駅前までと、天王寺駅前から住吉 公園までの二路線です。 大阪市内は路面電車の路線も多く一般 の自動車などと一緒に走り、なかなか スリルのあるものです。通行人や自転 車も気になりますが、犬や猫なども 注意せねばなりません。バスのような パーンと云う警笛もありますが チンチンと云う鐘の音に犬や猫は敏感 に反応するそうです。 左は明治44年頃の電車が走りだした 頃の恵美須町駅を出発する勇姿です。 右後ろの建物はその頃の阪堺電気軌道 の本社社屋ですが、なぜカラー写真が 残っているのか不思議だと思っていた ら、これは精密に描かれた絵ではない かと言うことでした。      PREVIOUS - NEXT