2001年8月6日(月)〜8月12(日)


1日目 8/6(月) 曇 出発

いろいろな心配がよぎる中、家族に見送られて2:30出発!!
やっぱりキャリヤの強度が不足しているのか、ギャップの度に後ろの箱が揺れるのが分かる、信号待ちの毎にキャリヤを見るがとりあえずもっている様だ。
それにしても車の運転手とかがじろじろ見ているような気がする・・・俺って変かなぁ?お店のガラスに写る姿を見てみると「結構決まってるじゃん」と思うのは自分だけでしょうか?
しかし、夏のはずなのに涼しいと言うよりは寒い。
2時間半程走りコンビニで休憩・・・止まっていれば快適な気温だ。
ケツの痛みも引いたのでそろそろ出発
何だか雲行きもあやしくなり、寒さも身にしみてきたのでジャンパーを着込む・・・夏なのに・・・
あたりも暗くなりようやく大洗港に7時ちょと過ぎに着く
これから乗り込むサンフラワー
とりあえずバイクを並べておこうと思い船のほうへ・・・何と2番目
搭乗手続きを澄ませ乗船まで暇潰し・・・やっと搭乗のアナウンスがありバイクのところへ・・・あれ・・・モンキーの前に置いてあったバイクが無い・・・なんと先頭になってしまった。・・・ちょっと緊張
誘導の人が「船首の方に向けてフェンス沿いに並べて下さい」と言うので「あっちが前ですか?」って聞いたらどうやら外れていたようだ、変な顔をして逆をさして「あっちです」って言わてしまった。
そのまま無事乗船しモンキーは一番前の一番角に固定された。・・・うーんやっぱりちいさい。
あしたは、何しよう暇潰し・・・台風大丈夫かなぁ???

本日の走行140km


2日目 8/7(火) 曇 苫小牧へ(フェリー)〜白老

朝7時頃に目が覚めるが特にやることも無いので8時頃までゴロゴロする。・・・寝台でよかった
今日は、ほとんどがフェリーでの移動区間、これからの行程を決めようと地図を見るが、さすがにこの微妙な揺れがヤバイ
気分を晴らそうと外へ出ると結構風が冷たい。
やっぱりゴロゴロしてるのが一番いいらしい、でも到着までにはまだまだ時間がある。・・・暇潰しも大変だ!!
夕飯の時間になり、あまりお腹がすいていないが¥1600のバイキングをたべる・・・一人で食べているとつい他人の行動が気になる・・・よく見るとあちらこちらで携帯のアンテナを伸ばしてフラフラしてる人たちがいる、そう電波の状況がとっても悪いエリアのようだ。・・・まるで夜中の元気のいいカブトムシを見ているようで面白かった。・・・でもさっき自分もやっていたような.....
車両甲板に止められたモンキーR
そろそろやっと下船の時間が近づいてきた、やっぱりなんかワクワクするね!
アナウンスが流れバイクのところへ、そうだモンキー君はポールポジションだったんだ、車が出終わるまでしばらく待たされ、いよいよ出発!
モンキー君は、バイクの先頭を切って苫小牧の地へ・・・前回とおんなじ感じ・・・でも一人だけどね・・・、調子を確かめながら80km/h巡航・・やっぱり寒い・・・30分位で白老の知人宅へ到着

本日の走行27km


3日目 8/8(水) 小雨のち晴 白老〜留萌

支笏湖をバックに
北海道らしい直線道路
留萌にある芝生の奇麗な公園
いよいよ北海道ツーリングの始まりだ
でも外を見ると何やら雲行きがあやしいし、小雨も降っているようだ
待っててもしかたないので出発!!
カッパを着ようかどうしようか微妙な降り具合、でもそのまま走行。
とりあえずお約束?で、支笏湖を目指す・・・小雨が小雨でなくなっているような・・・しばらくすると・・アレ・・なんと道がダートになっている・・・マズイ!!・・・今回はダートの予定はないのに、それに振動でキャリヤが「バキッ」なんて事になったら・・・でも一本道だからしかたなくカメさん走行、途中バスもすれ違ったりしたのでこれが幹線道路なのだとあきらめながら、永遠カメさんカメさん・・・やっと舗装路に出るが、小雨がやみそうに無い・・・そうこうしているうちに支笏湖発見!!しばし休憩・・・よく見ると遠くに青空が少し見える・・・希望に胸を膨らませ札幌へ
その後峠越えで若干雨は降ったものの天気は回復してきた・・・よかったよかった。
札幌に入るとやっぱり都市だけあり車線は多いんだけど駐車車両も多く走り辛い、なんとか抜け出し一路留萌へ向けて北海道らしい道をひた走る・・・やっぱりこれが北海道だよな段々ツーリングらしくなってきたなんて思ってしまう。
車の流れも70km〜80kmなので快適に着いていける・・・その後気分よく走り4時頃には目的地に到着・・・芝生の奇麗な公園です。・・・受付で名前などを書くだけで無料です。今日のお宿はここで決まり!!
あしたも良い天気でありますように

本日の走行233.5km


4日目 8/9(木) 曇りのち雨 留萌〜稚内

オロロンライン
サロベツ原野
稚内フェリーターミナル脇の
波防ドーム
今朝は昨晩からの風でテントのバタツキ音で目が覚める。
空を見ると曇り・・・このままもってくれればいいのに・・・そんな期待を胸に一路稚内へ
今日は海岸線(オロロンライン)を永遠走って行く予定だ、海岸線は更に風が強い、バイクが軽いだけに斜めになりながら走る・・・こういうのも楽しい・・・でも海を見ると黒い雲が・・・近づいて来なければいいのにと思いながら走るが段々近づいてきてポツポツしだした、近くの道の駅でカッパを着る・・・この後一日この状態であった。
途中会った大阪のセロー乗りから「稚内に屋根のある所がある」と聞き 少し気持ちが楽になる・・・その後寄ったラーメン屋のおばさんも知っていた・・・後で聞いた話では結構有名な所らしい。
雨は降っているがサロベツ原野の中を走る道はまさに北海道らしい景色だ!!
時間的には最北端を目指すことはできたが、雨も降っているのでそのまま稚内市内へ
時間的に余裕があるのでキャンプ地に着く前に稚内温泉でシュワシュワを味わう。
その後、気持ち悪いが濡れた靴を履き今日の宿泊地へ
噂のドームはどこか?稚内フェリータミナルを入ると奥に大きい半円形の屋根があり一目でアレだと分かった、どうやら波や風よけらしい雨の日に屋根があるなんてありがたい、今日の宿はここできまり!!
明日は、いよいよ最北端だ!!

本日の走行191.2km


5日目 8/10(金) 晴 稚内〜富良野

夜中降っていた雨もほぼ上がり空が明るくなってきている。
今日は目的の最北端行きだ!!
その前に最北端の駅「稚内駅」に寄って記念撮影。
そのまま一路宗谷岬へ!、距離としては40Km弱
最北端到達!!
富良野にて
近づくにつれ、あと**Kmの数字がカウントダウンのように減っていく。
ここまで来るのに応援してくれた人たちのことを考えるといろいろな思いが込みあげてくる。
3km・・・2km・・・いよいよ見えてきた、人数は比較にならないがいつかの「ここどこ」のようにたくさんの人が集まっていて一目で分かる。
ついに目標達成 午前9時丁度 出発から走行624km
そこで記念撮影&記念碑にタッチ・・・これで目的達成!!(^o^)v
昨日会った横浜の人とはお互いの安全を祈りここでお別れ。・・・実はその後100km程先のスタンドで 偶然 会ってしまった。
北海道で1日走れるのは、今日が最後・・・行けるところまで行こうとアクセルを握る手に力が入る。
少なくとも旭川までは行こうと決め休憩もあまりとらずに走る・・・途中白髪のレガシーに乗ったおじさんに「富良野じゃ暗くなっちゃうよ」と言われる・・・午後4時旭川市内に入るがさすがに大きい街だけあって車も多くペースが上がらない・・・どうしようここでキャンプ地を決めようか
・・・ん・・・でも富良野まで行こうと決め更にペースを上げる
・・・午後5時 日の出山公園キャンプ場到着・・・しかしそこはオートキャンプ場、ファミリーばっかりでつまらない・・・でも他に行く時間も無いので寝るだけとあきらめここに泊まることにした。
ここまで来たから明日は帯広まで回って帰ろうかな!!

本日の走行336km


6日目 8/11(土) 晴 富良野〜苫小牧

昨日頑張ったおかげで今日は少し遠回りできそうだ、目指すは帯広!!
目的は単純である帯広は道東に属するので旗(ホクレンの)の色が違うのです。・・・そう今年はまた地区ごとに旗の色が異なっていたのだ!!
もう目的が旗なのでただ走るのみ午前中のうちに帯広に到着し、さっそくホクレンを探す、小さいけどあった・・・店員さんは察したかのように「旗必要ですね」の一言、出てきたのは今まで持っていなかった緑色の旗ゲット!!
十勝平野を望む
その後は、一路R274を苫小牧方面へ、実はもう一つの目的がある、なぜか印象深い前回のツーリングでも寄ったドライブイン274に寄ってみたかったから・・・また単純
トラックの黒煙に巻かれながら峠をいくつか越え、やっと出ました見たことのある景色「ここだ」とすぐ分かり、しばし休憩&記念撮影
そこからは苫小牧に向かうだけだ。
苫小牧港が近づき広い道路を「北海道ももう終わりだな」と思いながら走る・・・気分はバリダカのダカール海岸(ウイニングラン)
北海道中ノントラブルだった。
さあ明日は、第2段(おまけ?)ツーリングだノントラブルで帰ろう!!

本日の走行307.4km


7日目 8/12(日) 雨・曇り 仙台〜自宅

やっぱり満員の2等船室は狭い、夜中3回位目が覚めてしまった。
今日は、おまけとは言え今回のツーリングの中で一日の走行距離が一番長く、北海道とはペースが違う、さて家に帰るのは何時になることやら??
宮城・福島は雨の予報である、気を付けて帰ろう!!
予定通り仙台港に着く、早速車両甲板へ、雨の予報なのでカッパを着込む。
そして、仙台の街へ、雨は本降りしかも大きな街である、まったくペースが上がらない。
とにかく100km走ったら休憩しようとひたすらR4を上っていく、どれだけ時間がかかっただろうか、トリップメーターも100kmを越え福島市内を過ぎている、そろそろ休憩しようと思っていると、
道の駅2km先の看板、ちょうどいい所にあるもんだなと感心してしまう。
途中で会ったカブのツアラー
ノントラブルで無事帰宅
幸いなことにバイク置場には、屋根がある・・・ラッキー
そこには、荷物満載のカブ90それも京都市のナンバー、話を聞いてみると北海道を1ヶ月周った後に東北をキャンプしながら来たのだと言う・・・強者である。
雨もほぼ上がり、次の100km先は比較的快適に走り西那須野市内へ、もう3時近い、お昼を食べてなかったので「すき屋」で腹ごしらえ。
宇都宮・小山・古河を抜けいよいよ埼玉へ
もう少しでゴールだ!!また降り始めた雨も気にならず走る。
もう地図は必要ない・・・家族の待つ家に向かうのみ
午後6時30分無事到着
トラブルは皆無だった。
たくさんの人に会った、みんなそれぞれいい人達ばかりだった。
とても良い旅ができたと思う。
応援してくれた方々に感謝します。
どうもありがとうございました。

本日の走行348.3km


全走行1582.9km 平均燃費 47.5km/l





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