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絵本好きにするために


 絵本に興味が無い子に対して興味を持たせる方法

 寝る前に読み聞かせをする。まずお母さんが好きな本を1冊、子どもが好きな本を1冊選ぶ。出来るなら漫画以外がいい。

 そして始めに子どもの好きな方を読む。もう一回というリクエストならば子どもの好きな本だけで終わってもいいし、おかあさんの余力があれば、子どもが寝てしまってからでもいいから「朗読のプロになったつもりで」その絵本を出来るだけ「表現読み」をして見るとよい。とにかく一人で最後まで読む。

 おかあさんに朗読のプロとしてのレパートリーが幾つか出来た頃には、子どもの絵本嫌いも少しは和らいでいる。そうすると絵本を好きになるのはもうほとんどそうなりかけのところにいると思って間違いない。

 子どもが起きている時には、子どもの読み方に徹底的に合わせる事。絵だけをいい加減に見る事とか、反対からめくるとか、読んでいる途中なのに次のページをめくるなど。色々な読み方があり、どんな見方もオッケーなのだ。ただ絵を見ていさえすればそれでいい。

 テレビは子どもが反対から見るなどという「子どもからの働きかけ」は出来ないが、絵本は子どもの意志が働いている。そこがおおきい。

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