そよ風のように街に出よう 75号2007年10月15日発行 定価700円(送料30円) 定期購読料(4冊/送料込み)2,920円 |
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〈特集〉生きる力と教育シリーズ(第2回) ひとりひとりが強くなるために! 久米 祐子さん 博多は、どんたく祭りの真っ最中。まぁ取材者にしても 、見聞の幅は狭いけれど、福岡のひとびとの祭り好きは、よ〜く感じられた。街の至る所にどんたくの舞台があり、練り歩く行列が目を引く。また一方では、ヤフードームで、プロ野球のホークス対楽天戦があり、ホークス・タウンは、ひと、ひと、ひとの波。ダフ屋のオッサン、オバサンたちが「チケットあるよぉ。チケット買うよぉ」と、ウロウロしている。そのようなひとの波に浮かぶようにして、ちょいと洒落た洋風づくりの校舎、中央特別教育支援学校がある。「とんでもない教育環境やなぁ」と、言葉が自然に口からこぼれ落ちた。 |
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教師になることを夢見ていた久米さんは、1年浪人の後 、1978年に始まった共通一次試験を受験し、福岡教育大学に合格する。大学1回生の79年、養護学校義務制が導入されたことへの疑問、モ〜クモク。「障害者問題学習会」というサークルを組織する。久米さん曰く「教師になるという自己実現は当然のことと想うのに、周りのひとたちは、『障害者は、教師になんてなれない』という。それらに対して怒りがメラメ〜ラ」。はたしてその顛末やいかに。取材者の前に、教師の習い性か、メモの束を抱えて久米さんは現れた。 (取材 河野 秀忠)
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〈新〉 VS(ヴァーサス)マキさん 牧口 一二 それぞれの花々インタビュー 岡本 尚子 もらったものについて1 ピンポーン う・ふ・ふ おうち訪ね歩き 岡本 尚子 ある心模様〜紺野喜美子さんの詩から〜 新・私的「障害者解放運動」放浪史 河野 秀忠 ちょっとおジャマを 岡本
尚子 オレゴンを渉る風 小杉
礼一郎 表紙 西村吉彦
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