3.VSE/ESAの操作
3−1 VSE/ESAの終了(シャットダウン)
さて、いままでの手順でVSE/ESAのインストールが完了しました。
インストールが完了するとVSE/ESAは、操作可能な状態となっています。
とりあえず、ここでVSE/ESA(とhercules)を終了させる手順を示しましょう。
この状態で、起動しているのは
CICSICCF
VTAMSTRT
POWER
の3つのタスクだけのはずです。
これらをこの順番で終了させていきます。
まず、CICSICCFを終了させます。
VSE端末(VSE/ESAの花文字が表示されています)をCICSICCFから切り離します。
VSE端末でPF4キーを押します。すると端末が真っ暗になります。これで切り離されました。
CICSICCFを終了させます。
VSEコンソールで次のようにコマンドを入力してください。
MSG F2
リプライ番号2で入力待ちの状態になります。
ここでリプライ2番に対して次のコマンドを入力します。
2 CEMT P SHUT
これでCICSICCFが終了します。画面には以下のように表示されます。
F2 0002 DFH2305I TERMINATION OF VTAM SESSIONS BEGINNING
F2 0002 DFH2316I - VTAM ACB IS CLOSED.
F2 0002 DFH1796I - WARM KEYPOINT SUCCESSFUL
F2 0002 DFH1799 DBDCCICS : TERMINATION OF CICS IS COMPLETE
F2 0002 EOJ CICSICCF MAX.RETURN CODE=0000
DATE 09/26/2002, CLOCK 09/31/18, DURATION 00/07/54
F2 0001 1Q4DI JOB CICSICCF 00126 FINISHED PROCESSING IN PARTITION F2
F2 0001 1Q34I F2 WAITING FOR WORK
次に、VTAMSTRTを終了します。
以下のコマンドを入力してください。
Z NET,QUICK
これで、VTAMSTRTが終了します。画面には以下のように表示されます。
F3 0003 IST412I VTAM COMMAND PROCESSING TERMINATED
F3 0003 IST984I USER EXIT ISTEXCSD IS INACTIVE
F3 0003 IST102I VTAM IS NOW INACTIVE
F3 0003 EOJ VTAMSTRT MAX.RETURN CODE=0000
DATE 09/26/2002, CLOCK 09/34/25, DURATION 00/11/16
F3 0001 1Q34I F3 WAITING FOR WORK
最後にPOWERを終了させます。
以下のコマンドを入力してください。
PEND
すると画面には以下のように表示されます。(高輝度メッセージ)
F1-0001 1C10D PLEASE ASSIGN SYSRDR.
ここで
1 /&
と入力すると
F1-0001 EOJ NO NAME
DATE 09/26/2002, CLOCK 11/39/57
と表示されるので
1 STOP
と入力する。これでVSE/ESAは停止しました。
次に、herculesを停止します。
herculesコンソールに
stop
と入力します。
続けて
exit
と入力します。
これでherculesがが無事に終了しました。
コマンドプロンプトを閉じて終わりです。