音楽をより楽しむためのお奨め図書

2004年8月16日作成
2008年 3月20日改訂 のだめ20巻、他音楽・オーディオ関係新刊書 追加New


 クラシック音楽を、より楽しく、より深く聴くための図書をいくつかご紹介します。
 新しいものが見つかったら徐々に増やしていきたいと思います。
 ここにご紹介できるのはほんの一部分だけですので、皆さんそれぞれにお望みの図書を探す努力をして下さい。



0.新刊 What's new!

「のだめカンタービレ」 20 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2008/ 3/13) \410New

「ボクたちクラシックつながり―ピアニストが読む音楽マンガ」 (文春新書 622)(青柳 いづみこ:著) 文藝春秋社 (2008/02) ¥767 New

「疾風怒濤のクラシック案内」 (アスキー新書 041) (宮本 文昭:著) アスキー (2007/12/10) ¥770 New

「オーケストラの秘密」 (生活人新書 239) (みつとみ 俊郎:著) 日本放送出版協会 (2007/12) ¥777 New

「オーディオ常識のウソ・マコト 続 (2) 」 (ブルーバックス) (千葉 憲昭:著) 講談社 (2008/03) ¥987 New

「音律と音階の科学―ドレミ…はどのようにして生まれたか」 (ブルーバックス 1567) (小方 厚:著)講談社 (2007/09) \903
 平均律や純正率の話だけでなく、何故現在の「12音平均律に近い音律」に落ち着いたか、を説明しています。著者は、音楽家や音響学者ではなく、名古屋大学プラズマ研究所や日本原子力研究所、高エネルギー加速器研究機構などでお仕事してきた物理学者。趣味でジャズを演奏しているという。音楽は趣味というわけですな。
 でも、音律というものは、実は量子力学と相通ずるものがあるのです・・・。

「カラヤンとフルトヴェングラー」 (中川 右介:著)幻冬舎 (2007/01) \882

「今井信子 憧れ ヴィオラとともに」 (今井 信子:著)春秋社 (2007/5/15) ¥ 1,995

1.200CDシリーズ
 音楽を楽しむためのキーワードと、そのキーワードに関する推薦CDを200枚紹介したシリーズです。
 入門編に近い内容から、極めてオタク度の高いものまで、内容は様々です。共感して読むもよし、批判的に読むもよし、とにかく、クラシック音楽を漫然と聴くのではなく、何がしかのこだわりをもって聴こうという方は、タイトルから見て関係ありそうなものを読んでみるとよいと思います。
 見ていただけるとおり、気鋭の著者、編集者が勢ぞろいで、内容にも見識とこだわり、厳しさと、そして何よりも「情熱」を感じます(それが空回りしている部分もありますが・・・)。そして、アカデミックさとは距離を置いて斜に構えた気取りも・・・。
 ちなみに、同様の200CDシリーズには、ジャズやフォーク、ロックといったジャンルもあります。ご参考まで。

(1)クラシック音楽の聴き方

「200クラシック用語事典」(200クラシック用語事典編纂委員会)立風書房(1994/02) ¥1,575
 図書館や書店で、この本を「音楽用語辞典」の棚に並べているのをよく見かけます。でも、この本、いわゆるアカデミズムをおちょくった一種の「悪魔の辞典」で、演奏に関する専門用語や高尚な音楽評論家諸氏が使う分かったような分からない専門用語の裏を解説した本(というかエッセイ?)。各々の用語に2枚ずつリファレンスCDが紹介されているのがうれしい。(執筆者には、青柳いづみこ氏、伊藤恵氏、茂木大輔氏、吉松隆氏ら辛口(軽口?)評論家がずらり・・・)

 「悪魔の辞典」が出たついでに、200CDシリーズではありませんが、「クラシック悪魔の辞典 完全版」(鈴木 淳史:著)洋泉社新書 ¥756 もお奨め。クラシック音楽に携わる人には必須のアイテムでしょう。

「究極のCD200クラシックの自由時間」(吉松 隆:著)立風書房(1995/04) ¥1,575

「クラシック大作曲家この一曲―キーワードで聴く」(キーワードブック編集部:編)立風書房(1998/10)  ¥1,890

「200CD クラシック音楽の聴き方上手」(200CDクラシック音楽の聴き方上手編集委員会:編)立風書房(2004/06)  ¥2,205

「交響曲の秘密」(200CD交響曲の秘密編集委員会:編)学研 (2005/05) ¥2,205 (税込)

(2)オーケストラの聴きどころ

「200CD指揮者とオーケストラ」(200CD指揮者とオーケストラ編纂委員会:編)立風書房 (1995/11)  ¥1,575

「200CDオーケストラの秘密―大作曲家・名曲のつくり方」(金子 建志:著)立風書房 (1999/07)  ¥1,995

「200CD ウィーン・フィルの響き―名曲・名盤を聴く」(岩下 真好, 佐々木 直哉:編)立風書房(2000/09)  ¥1,995

「200CD"指揮者"聴き比べ―オーケストラ・ドライヴの楽しみ」(野本 由紀夫, 吉村 渓, 安田 和信:編)立風書房(2002/04) ¥1,995

「200CD オーケストラこだわりの聴き方―スコアが見えるディスク・ガイド」(金子 建志:編)立風書房 (2004/04) ¥2,205

「200CD ベルリン・フィル物語」(200CDベルリン・フィル物語編纂委員会:編)学習研究社 (2004/10/13) ¥2,205

(3)楽器ごとの聴きどころ

「200CDヴァイオリン―弦楽器の名曲・名盤を聴く」(200CDヴァイオリン編纂委員会:編)立風書房(1999/05) ¥1,995

「200CD管楽器の名曲・名盤―Wind instruments」(200CD管楽器の名曲・名盤編纂委員会:編)立風書房(1997/10) ¥1,995

「200CD 協奏曲―ソリスト・指揮者・オケ・曲のここが面白い!」(木幡 一誠, 安田 和信:編集)立風書房(2003/08)  ¥1,995

「200CDピアノとピアニスト」(200CDピアノとピアニスト編纂委員会:編)立風書房(1996/09) ¥1,890

「200CD ピアノの秘密―弾きどころは聴きどころ」(野本 由紀夫, 岳本 恭治:編集)立風書房(2003/03)  ¥1,995

「鍵盤の覇者たち―国際ピアノ・コンクール」(200CD鍵盤の覇者たち編集委員会:編)学研 (2005/03) ¥2,205 (税込)

(4)音楽史を聴いてみる

「200CD音楽史を聴く」(200CD「音楽史を聴く」編集委員会)立風書房(1996/05) ¥1,995

「古楽への招待―200CD」(200CD古楽への招待編纂委員会:編)立風書房(1996/02) ¥1,890

(5)作曲家ごとの聴きどころ

「200CD バッハ名曲・名盤を聴く」(大角 欣矢, 加藤 浩子:編)立風書房(2000/07) ¥1,995

「200CD モーツァルト」(200CDモーツァルト編纂委員会:編)立風書房(1997/05) ¥1,890

「200CD ベートーベン」(大崎 滋生, 渡辺 和彦)学研(2005/08/30) ¥2,205

(6)オペラの聴きどころ

「200CD&LDオペラの発見」(200CD&LDオペラの発見編集部:編)立風書房(1995/09) ¥1,575

「200CD アリアで聴くイタリア・オペラ―ベルカントの魅力」(200CDアリアで聴くイタリアオペラ編集委員会:編)立風書房(2002/01) ¥1,995

(7)ちょっと違った観点から聴いてみる

「200CDクラシックの名録音」(田中 成和, 船木 文宏:著)立風書房(1998/04) ¥1,995

「200CD吹奏楽名曲・名演―魅惑のブラバン」(磯田 健一郎:著)立風書房(1999/11) ¥1,995

「200CD映画音楽―スコア・サントラを聴く」(200CD映画音楽編纂委員会:編)立風書房(1999/06) ¥1,995

「アヴェ・マリア―200CD 」(200CDアヴェ・マリア編集委員会:編)学習研究社 (2004/12) ¥2,205

「200CD ツウになれる!クラシック入門 」(200CDツウになれる!クラシック入門編集委員会:編)学習研究社 (2006/02) ¥2,205

(8)映像から聴いてみる

「200DVD 映像で聴くクラシック―演奏家と名曲を観る!」(野本 由紀夫, 満津岡 信育, 原納 暢子:編)立風書房(2003/12) ¥2,205

2.オーケストラをより楽しく聴くための本
 音楽の授業で「静かに、姿勢を正して聴く」と教わったクラシック音楽に異論を唱え、楽しく、リラックスした、自分にあった聴き方をするための副読本。
 「音楽を聴くための」という前提をはずしても、本として独立して楽しめます。

 まず、現役のオーケストラ団員(皆さん卑下して「楽隊」と呼びます)の書いた、生々しい音楽現場からのエッセイ。著者はNHK交響楽団のオーボエ奏者。オーケストラの裏話、楽屋落ちなど、抱腹絶倒、クラシック音楽がグンと身近になること請け合いです。

「オーケストラは素敵だ―オーボエ吹きの楽隊帖」(茂木 大輔:著)音楽之友社 On books(1993/09) ¥945

「続・オーケストラは素敵だ」(茂木 大輔:著)音楽之友社 On books(1995/06) ¥998

 上記と同じ著者による、オーケストラの楽器ごとの人間を観察・分析したエッセイ。どうしてその楽器を選んだか、という点に共通する人間性を見出すという、言われてみれば当たり前なことを、独特の観察眼と実証的現場データで面白おかしく裏付けた名著。私が読んだのは単行本でしたが、文庫本になりました。

「オーケストラ楽器別人間学」新潮文庫(茂木 大輔:著)新潮社 (2002/08) ¥580

 さらに、同じ著者による本がいろいろ出ています。興味を持ったら読んでみて下さい。

「オーケストラ空間・空想旅行―オーボエ奏者の旅日記」(茂木 大輔:著)音楽之友社(1997/07) ¥1,680

「こうしろ!未来のクラシック―茂木大輔の予言・提言・夢と現実」(茂木 大輔:著)ヤマハミュージックメディア(2003/12) ¥1,785

「オーケストラ人間的楽器学〈上巻〉」(茂木 大輔:著)ヤマハミュージックメディア(2001/06) ¥2,940
(三鷹市芸術文化センターで行われた「オーケストラ人間的楽器学コンサート」の内容をもとに、ダイジェスト・シーンの音源をプラスして作られたオーケストラ鑑賞入門書。CD付き)

「オーケストラ人間的楽器学〈下巻〉」(茂木 大輔:著)ヤマハミュージックメディア(2001/06) ¥2,940

「今井信子 憧れ ヴィオラとともに」 (今井 信子:著)春秋社 (2007/5/15) ¥ 1,995
 世界的なヴィオラ奏者、今井信子さんの本。

「知ってるようで知らないオーケストラ楽器おもしろ雑学事典」(緒方 英子:著)ヤマハミュージックメディア(2003/09) ¥1,680

「名曲の「常識」「非常識」―オーケストラのなかの管楽器考現学」(佐伯 茂樹:著)音楽之友社(2002/03) ¥1,890

指揮者とオーケストラ (2002)(Ontomo mook) 音楽之友社 (2002/03)  ¥1,890

弦楽器・管楽器ソリスト (2004)(Ontomo mook) 音楽之友社 (2003/07)  ¥1,890

3.音楽や演奏の違いが分かりたい人の本
 入門者向けから上級者向けまで、「違いの分かる」聴き方のお奨め本。正統派か異端派か、読んだ上で判断して下さい。この著者の本は、いろいろと出ていますが、とりあえず入門編から。

「クラシックを聴け!―お気楽極楽入門書」(許 光俊:著)青弓社(1998/09) ¥1,680 

「究極!クラシックのツボ」(許 光俊:著)青弓社(2002/01) ¥1,680

「オペラのすべて (2001)」(Ontomo mook)音楽之友社(2001/07) ¥1,995

「一年でクラシック通になる」(山本 一太:著)(生活人新書)日本放送出版協会 ¥714

「クラシック名盤 この1枚」(中野 雄:著)(知恵の森文庫)知恵の森 ¥1,400

「はじめての『指環』―ワーグナー『ニーベルングの指環』聴破への早道」(山本 一太雄:著)音楽之友社 ¥924

「ジークフリート伝説 ワーグナー『指輪』の源流」(石川 栄作:著)講談社学術文庫(2004/12) ¥1,050

「和声の歴史」(文庫クセジュ 448)(オリヴィエ・アラン (著), 永冨 正之 (翻訳), 二宮 正之 (翻訳))白水社(1969/03) ¥999

「フーガ」(新書)(マルセル ビッチ (著), ジャン ボンフィス (著), 余田 安広, 池内 友次 (翻訳))白水社(1986/03) ¥999

「オヤジのためのクラシック音楽入門」(帯金 充利:著)新泉社 (2004/10) \1,890

「わたしの嫌いなクラシック」(鈴木 淳史:著)洋泉社 (2005/08) \819

「音楽史ほんとうの話」(西原 稔:著)音楽之友社(2004/12) ¥924

「西洋音楽史―「クラシック」の黄昏(中公新書)」(岡田 暁生:著)中央公論新社(2005/10) ¥819

これで納得!よくわかる音楽用語のはなし―イタリアの日常会話から学ぶ(関 孝弘:著)全音楽譜出版社 (2006/6/21)  ¥1,995

4.指揮者の本
 オーケストラに対峙する指揮者。指揮者の書いた本、指揮者について書いた本をいくつか。

「オーケストラの職人たち」(岩城 宏之:著)文芸春秋(2002/02) ¥1,600

「指揮のおけいこ」文春文庫(岩城 宏之:著)文芸春秋(2003/01) ¥520

「ボクの音楽武者修行」新潮文庫(小澤 征爾:著)新潮社(2000) ¥420

「同じ年に生まれて―音楽、文学が僕らをつくった」(小澤 征爾、大江 健三郎:著)中央公論新社(2001/09) ¥1,470

「森のうた―山本直純との芸大青春記」(岩城 宏之:著)講談社 (文庫) (2003/06)  ¥600

「僕はいかにして指揮者になったのか」(佐渡 裕:著)はまの出版 (1995/07)  ¥1,575

「近衛秀麿―日本のオーケストラをつくった男」(大野 芳:著)講談社 (2006/5/19)  ¥1,995

5.作曲家に関する本
 2006年は、モーツアルト生誕250年のモーツァルト・イヤー、でも、ショスタコーヴィチの生誕100周年、シューマン没後150年でもある。
 また、2007年は、シベリウス没後50年だそうです。
 ということで、作曲家に焦点を当てた本。

「モーツァルト 作曲家・人と作品」(西川 尚生:著)音楽之友社(2005/10) ¥1,575

「シューベルト 作曲家・人と作品」(村田 千尋:著)音楽之友社(2004/03) ¥1,260

「ワーグナー 作曲家・人と作品」(吉田 真:著)音楽之友社(2004/12) ¥1,260

「ブラームス 作曲家・人と作品」(西原 稔:著)音楽之友社 (2006/06)  ¥1,470

「ブルックナー 作曲家・人と作品」(根岸 一美:著)音楽之友社 (2006/05)  ¥1,260

「マーラー 作曲家・人と作品」(村井 翔:著)音楽之友社(2004/05) ¥1,575

「ショスタコーヴィチ 作曲家・人と作品」(千葉 潤:著)音楽之友社(2005/03) ¥1,260

ショスタコーヴィチ全作品解読 (単行本) (工藤 庸介:著)東洋書店(2006/09) ¥1,995
 有名なショスタコーヴィチのサイトを運営されている工藤さんの著書。全作品の解説とお勧め録音が網羅されています。

「武満徹 作曲家・人と作品」(楢崎 洋子:著)音楽之友社(2005/08) ¥1,575
 武満徹氏の時代ごとの活動と作品を整理したもの。世界に誇る日本人作曲家の全体像と、作品にアプローチするための格好のガイド。巻末に全作品の年代に沿ったリストを掲載。

「武満徹―その音楽地図(PHP新書)」(小沼 純一:著)PHP研究所(2005/03) ¥735

「プッチーニ 作曲家・人と作品」(南条 年章:著)音楽之友社(2004/07) ¥1,260

「バッハの音符たち―池辺晋一郎の「新バッハ考」」(池辺 晋一郎:著)音楽之友社(2000/12) ¥1,890

「モーツァルトの音符たち―池辺晋一郎の「新モーツァルト考」」(池辺 晋一郎:著)音楽之友社(2002/05) ¥1,890

「ブラームスの音符たち―池辺晋一郎の「新ブラームス考」」(池辺 晋一郎:著)音楽之友社(2005/01) ¥1,890

「知ってるようで知らない モーツァルトおもしろ雑学事典」(モーツァルト雑学委員会:著)ヤマハミュージックメディア(2006/01/22) ¥1,680

「モーツァルト考」(講談社学術文庫)(池内 紀:著)講談社(1996/08) ¥924

6.演奏者、歴史と土地・・・

「音楽ファンのためのウィーン完全ガイド」(Ontomo mook)(長島 喜一郎:著)音楽之友社(2003/07) ¥1,680

「小澤征爾とウィーン―小澤征爾ウィーン国立歌劇場音楽監督就任記念」(Ontomo mook)音楽之友社(2002/08) ¥1,260

「ウィーンとオーストリア 新・ガイドブック 音楽と美術の旅」(音楽之友社 (編集)、海老沢 敏、稲生 永)音楽之友社(2003/07) ¥1,890

「マーラーと世紀末ウィーン」(岩波現代文庫)(渡辺 裕:著)岩波書店(2004/02) ¥1,050

7.こだわり派のためのの本
 「200CD」シリーズの編著者として何度も顔を出している、金子 建志氏による「こだわり派のための」シリーズ。
 結構高い本なので、私は自分ではほとんど購入していませんが、内容の密度はきわめて高そうです。こだわりを自認する方、したい方は必読でしょう。

「ブルックナーの交響曲―こだわり派のための名曲徹底分析」(金子 建志:著)音楽之友社(1994/08) ¥2,520
 原典版、改訂版、ハース版、ノーヴァク版といった楽譜の「版」と演奏の「違いが分かる」こだわり派のために。

「マーラーの交響曲―こだわり派のための名曲徹底分析」(金子 建志:著)音楽之友社(1994/09) ¥3,045

「マーラーの交響曲〈2〉―こだわり派のための名曲徹底分析」(金子 建志:著)音楽之友社(2001/11) ¥2,730
 「ブルックナー」の姉妹編として、初稿と改訂、未完成の第10番などの楽譜の問題、演奏の変遷などを分析。

「ベートーヴェンの〈第9〉―こだわり派のための名曲徹底分析」(金子 建志:著)音楽之友社(1996/06) ¥3,262

「交響曲の名曲―こだわり派のための名曲徹底分析 (1)」(金子 建志:著)音楽之友社(1997/10) ¥2,520

8.手っ取り早い音楽入門・・・
 最近は、こんな本もあるんですねー。それほど世の中忙しく、「さわり」だけで聴いた気になろうという人が増えたのでしょうか。それとも、単なる「ジョーシキ的知識」としてクラシック音楽を聴こうという左脳派向けの本なのでしょうか。

「さわりで覚えるクラシックの名曲50選」楽書ブックス(楽書ブックス編集部:編)楽書舘(2004/06) ¥1,470  「CD2枚付き」(さわり部分のみ収録)だそうです。

 この本を読む人には、こんな本もお奨めでしょう。(次々に続編が出ているようです・・・)

「あらすじで読む日本の名著―近代日本文学の古典が2時間でわかる!」楽書ブックス(小川 義男:編)中経出版(発行 樂書舘)(2003/07) ¥1,050

「あらすじで読む日本の名著 No.2―近代日本文学の名作が2時間でわかる!」楽書ブックス(小川 義男:著)中経出版(発行 樂書舘)(2003/10/31) ¥1,050

「あらすじで読む日本の古典」楽書ブックス(小林 保治:編)中経出版(2004/03/23) ¥1,050

「あらすじで読む世界の名著〈No.1〉―世界文学の名作が2時間でわかる!」楽書ブックス(小川 義男:著)楽書舘(2004/03) ¥1,050

「ベスト・クラシック100 6CD」 ¥2,400 (定価: ¥3,000)

「ベスト・モーツァルト100 6CD」 ¥2,400 (定価: ¥3,000)

「ベスト・ピアノ100 6CD」 ¥2,400 (定価: ¥3,000)

「どこかで聴いたクラシック ベスト101 6CD」 ¥2,400 (定価: ¥3,000)

9.雑誌 〜 クラシック音楽関係+α  〜ここから定期購読を申し込めます〜

音楽の友(音楽の友社)

レコード芸術(音楽の友社)

バンドジャーナル(音楽の友社)

ピアノ専門誌「ショパン」(出版社:ショパン)

ピアノ学習者と指導者のための月刊誌「ムジカノーヴァ」(音楽の友社)

21世紀の音楽入門(教育芸術社、年2冊)

ACT4(アクトフォー)(出版社: インプレザリオ、季刊)
<大人のための知的好奇心マガジン>
(雑誌のキャッチコピーより)オペラに感動してその余韻にひたる時間が『ACT4』です。タイトルが意味するのはオペラだけではありません。アートや音楽、食や人、本も映画も旅行も何でも、感動するものとの出会いの余韻を楽しむことすべてが『ACT4』であり、これこそ人生の至福の時ではないでしょうか。

GRAND OPERA(音楽之友社)

ステレオ(音楽之友社)

アナログ(音元出版、季刊)
(雑誌のキャッチコピーより)
 アナログ機器、管球アンプ、スピーカーといった、物として質感の高いオーディオ機器を中心に置くニュースタイルなオーディオ&ライフスタイル誌。あわせて通底する趣味の世界、カメラ、時計、楽器、酒などの奥深さもご案内する。

AVレビュー(AV REVIEW)(音元出版)

AudioAccessory(オーディオアクセサリー)(音元出版、季刊)

管球王国(出版社: ステレオサウンド、季刊)

Stereo sound(出版社: ステレオサウンド、季刊)

スローフード (スローフード協会公式ブック<slow>日本語版)(木楽舎 、季刊 )
スローフード協会公式ブックである、「スローフード」ついに正式創刊!

10.番外編 〜 クラシック音楽派のコミック
 最近、オーケストラの女性団員の間で読まれているコミックだそうです。ピアニスト「のだめ」こと野田恵と、指揮者・千秋と音楽仲間の織り成す青春ドラマ・・・。

「のだめカンタービレ」 1 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2002/01) \410
「のだめカンタービレ」 2 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2002/04/12) \410
「のだめカンタービレ」 3 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2002/08/09) \410
「のだめカンタービレ」 4 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2002/12/13) \410
「のだめカンタービレ」 5 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2003/03/13) \410

「のだめカンタービレ」 6 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2003/07/11) \410
「のだめカンタービレ」 7 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2003/10/10) \410
「のだめカンタービレ」 8 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2004/03/12) \410
「のだめカンタービレ」 9 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2004/06/11) \410
「のだめカンタービレ」10 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2004/09/13) \410
「のだめカンタービレ」 11 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2005/01/13) \410
「のだめカンタービレ」 12 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2005/05/13) \410
「のだめカンタービレ」 13 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2005/09/13) \410
「のだめカンタービレ」 14 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2006/01/13) \410

「のだめカンタービレ」 15 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2006/6/13) \410

「のだめカンタービレ」 16 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2006/10/13) \410

「のだめカンタービレ」 17 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2007/2/13) \410

「のだめカンタービレ」 18 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2007/6/13) \410

「のだめカンタービレ」 19 巻 (二ノ宮 知子:著)講談社(2007/11/13) \410

 のだめ関連商品も、いろいろと出ています・・・。

のだめカンタービレSelection CD Book (二ノ宮 知子:著) 講談社(2005/08/10) ¥1,600

ブラームス:交響曲第1番~のだめカンタービレ(CD1枚)
 指揮者: 千秋真一/ R☆Sオーケストラ  キングレコード (2005/09/22)  ¥2,380 (定価:¥2,800)

ベスト・オブ・カンタービレ(CD2枚組)
 ユニバーサルクラシック (2005/12/28)  ¥2,500

 漫画『のだめカンタービレ』のヒットとからめて、作中に登場するクラシック楽曲を集めたコンピレーション・アルバム。

「のだめオーケストラ」LIVE! (CD2枚組) ERJ (2006/11/15 発売)  ¥3,675
 月9ドラマ「のだめカンタービレ」に登場する"Sオケ"による歴史的録音

「のだめオーケストラ」STORY! (CD2枚組) ERJ (2007/2/21 発売)  ¥3,675

「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック 〜TVサントラ(CD) ERJ (2006/12/6 発売)  ¥3,059
 月9ドラマ「のだめカンタービレ」のサウンドトラック。

のだめカンタービレ ベスト100 (CD8枚組) ERJ (2007/1/1 発売)  ¥4,800
 月9ドラマ「のだめカンタービレ」で使われた音楽集。

ピアノソロ のだめカンタービレの世界 (入門編) (楽譜)  シンコーミュージック (2005/11/15)   ¥1,680



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