ファイアーエムブレム〜トラキア776〜

☆ ストーリー

 ファイアーエムブレム〜トラキア776〜の、大まかなストーリーです。

◇ もう一つの聖戦〜グラン暦776年〜

 グラン暦763年。イード砂漠の戦いトラバント王率いるトラキア軍の奇襲を受け、英雄キュアン王子を失ったレンスター王国。
 トラキア大河の戦いではカルフ王もたおれ、トラキア軍によってレンスター城は落城。リーフ王子は騎士フィンラケシスナンナらとともに脱出する。
 勢いに乗るトラキア軍は一気に北トラキアの制圧を目指すものの、メルゲン谷の戦いでグランベル帝国軍に敗退。北トラキアは、グランベル帝国フリージ家の統治下に置かれる。

 帝国の追っ手から逃れ、アルスター、ターラなどトラキア各地を転々とし、イスの海岸近くの開拓村フィアナへと辿り着いたリーフ達。
 フィアナの女領主エーヴェルに助けられ、そこでさまざまな出会いや経験を積んだリーフは立派に成長してゆく。

 そしてレンスター落城から13年後、グラン暦776年。
 フィアナはリーフの居場所をつかんだ帝国軍の攻撃を受け、ナンナとエーヴェルの娘マリータが連れ去られてしまう。
 彼女達を取り戻すため、両親の仇を討ち、レンスターを復興するため、リーフ達の聖戦が始まる。

☆ ソフト紹介

 『ファイアーエムブレム〜トラキア776〜』は、1999年8月28日(書き換え版は9月1日)に発売されたスーパーファミコン用シミュレーションロールプレイングゲームです。
 主人公は前作『ファイアーエムブレム〜聖戦の系譜〜』に登場した、レンスター王子のリーフ。前作の主人公セリス公子の戦いが始まる約1年前からのトラキア半島を舞台に、リーフ達の視点での『聖戦』が描かれています。

 今回は、『ファイアーエムブレム〜暗黒竜と光の剣〜』、『ファイアーエムブレム〜紋章の謎〜』と同じシナリオキャンペーンシステムを採用。
 また「担ぐ」や、「捕える」といった新システムの登場で、より戦術に工夫を求められるつくりになっています。

 書き換え版はローソンで販売中。DXパックは初回のみの予約限定販売。
 2000年1月21日に、プリライト版(パッケージ版)も発売されました。