地理情報システム(GIS)を知ってますか |
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GIS=地理情報システムは、Geographical Information Systemの略で、地図上に様々な情報を表示したり、分析するシステムです。GISの応用範囲は広く、公共性の高い都市インフラ整備、災害復旧事業、あらゆるビジネスなどに応用できます。左は、あるフランチャイズ展開をするグループが、新店舗を出店することになり、それに関するデータベース構築のモデル例として掲げました。従来の紙地図+台帳に変わるものがGISと言ってしまえばそれまでですが、実際は紙地図+台帳+人間の作業、というのが正確でしょう。分野別のGISアプリの開発も盛んに行われ、GIS提供を売りにするASPも増えています。 | |||||||
地球規模のGISの構築に向けて |
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1992年、ブラジルで開催された国連の地球サミットで、アジェンダ21(持続可能な開発のための行動計画)が採択されました。この趣旨に沿って、日本の建設省(当時)が地球環境の現状と変動の把握のため、世界統一基準の地理情報を整備する地球地図構想を提唱。1996年、プロジェクトがスタートしました。このプロジェクトは、地球の全陸地をカバーする統一基準の地図=地球地図を利用した壮大なGISといっていいでしょう。この地球地図は、誰にでも安価(個人利用は無料)で使えることも特徴です。提供されるデータは、標高、植生、土地利用、海岸線、交通網など全部で9種類。地球地図国際運営委員会(ISCGM)から誰でもダウンロードして使えます。私も日本の海岸線データを表示してみました。ちなみに対応osはWindows9XとNTシリーズ。Macでは使えません。 | |||||||
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