ドアの内張の取り外し


ドアスピーカーを交換するため、ドアの内張を取り外した。
ドアの内張は下側に3本のプラスねじが見えているが、他に5本ねじを外さなければいけない。
まず、ドアの取っ手の中に見えている目隠しを外す。

するとその中にねじが見えるのでそのねじを外す。


次に取っ手のカバーを写真のようにドライバーでこじって外すと、右のようにさらにねじが2本見えるので外す。

あと、ウィンドウのスイッチとツイーターを細いドライバーで外すとその中にもねじがあるので外す。
これでねじはすべて外したので内張を強くひっぱると下側がはずれる。
最後に上に押し上げるようにすると内張がとれる。


 内張の上部はかなり固く止まっているので内張を押し上げても外すことができない。そこで窓を最下部まで下げ、その隙間に指をつっこみ、内張側のゴムを上に引っ張るようにして外すと、簡単かつ安全に取り外すことができる。
ちなみに、はめるときは上から押すだけなので簡単である。
 

はずすとドアオープナーのところにワイヤーが止まっているので、これをはずす。
まず、水色の部分が奥の爪で内張に止まっているのでこれをはずし、ワイヤー自身を黄色いプラスチック部分から外す。

外すと次のようにスピーカーが出てくる。


水の進入防止のビニールがピンと張って貼られている。
ヤナセによるとサイドエアバックがドアの内圧を関知して作動する用になっているため、このビニールは取ってはいけないらしい。とるとサイドエアバックが作動しないとのこと。オペルとしてはスピーカーの交換すらもサイドエアバックの動作を考えると推奨できないらしい。スピーカーを交換し、制振加工までするのは問題外か。(^^;



 ビニールを剥がし、スピーカーも外すとこうなる。

 通常サービスホールが大きく開いているのだが、サイドエアバッグの関係か、下のサービスホールはプラスチックの板で蓋がされていた。
大きな穴はドアオープナーのリンケージが出ている左上の部分だけである。


 はずした内張である。スピーカーの周りがスポンジで囲まれているのが特徴的である。

ドアへの信号線とSPケーブルについて

ドアへ行くスピーカーケーブルは、通常左の写真の黒い蛇腹のパイプの中を通ってドアへ導かれる。
新たにスピーカーケーブルをこの中に通そうと考えたが、なんとドアとの接続部がコネクターになっており、ケーブルが通らない!
しかも40ピンほどのコネクターである。これにはビックリした。
サイドエアバックのセンサー分、通常より多いのは分かるがなかなかすごい構造である。
ちょっとスピーカーケーブルを引き直すのはやっかいである。




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