ドイツ・オーストリア旅行記(6)
99.7.24
ライン
雨の中ウイーンへ
7月24日(土)
朝から雨、よく降る、こんなに雨が多いとは知らなかった。傘をもってきてよかった。とにかくウイーンに向かうため駅に向かう。今度の列車はコンパートメントで快適である。途中で大分混んできたらしく外国人(こっちのほうが外人か?)の老夫婦が入ってきた。途中で妻の方が袋からパンとチーズを取り出し、チーズを切ってパンにはさみ夫に渡し、昼食をとり始めた。なかなかいい光景だった。

ザルツブルグからウイーンへ

コンパートメント
列車は途中の駅でゆっくりとまり、のろのろと走る、3時間ほどでウィーン西駅に着く。ウイーンに着いたときは雨もやみよく晴れていた。金を両替するため、駅の中の郵便局に行く。確かに手数料が少なく、旅行書の通り、普通の両替所よりよかった。
地下鉄(市電もバスも可)の1日券を購入する、地下鉄は改札なし。犬を連れている人が多い、自転車ごと地下鉄に乗っている。ちょっと奇妙な風景である。イヌのしつけはよく、ほえたり、走り回ったりするのは見られなかった。

ウイーンミッテ駅構内
地下鉄を降り、ホテルにチェックインし、荷物を置き散策に出かけた。土曜日にはのみの市が開かれているとのことで出かけて見ることにした。U4のケッテンブルッケンガッセ駅で下車して道路に出ると、市場の駐車場(?)らしきところで行われていた。
ほんとうにガラクタ市であまり買うべきものはなかった。あまりおすすめではない。むしろ市場の方の売り物を見る方がおもしろい。変わった果物やナッツ類を売っている店、パン屋さん、ケバブの店などこちらのほうがおもしろい。

のみの市

青空市場
再度4号線でカールプラッツ駅に向かう。ここがリンクとよばれるといわれるところで旧市街地域となっている。そこから国立オペラ劇場(オーパーOper)の横のケルントナー通りを街の中心部に向かう。少し入ったところにカジノの看板が見えた。それを右手に見ながら進むと、シュトックイムアイゼン広場に達する。そこにシュテファン教会がそびえている。でかい教会が繁華街のど真ん中にある。これはおどろき。この教会の地下にカタコンベがあってハスプブルグ家代々の内臓が保管されている。(世界不思議発見の話ではエジプトの影響をうけたためとか・・・) ツアー時間が決まっているので勝手に中に入ることは出来なかった。
エレベータで北塔に登ると街が一望できた。ブンメリンという大きな鐘が展示されている

シュテファン寺院

歯痛のキリスト

シュテファン大聖堂

夜のブルグ劇場
歩き疲れたのでRing-kai-Ringという標識がある市電に乗り込み、グルグルとリンクを回ってみた。夕食後、カフェコンデントライでケーキを食べてみることにし、旅行書のオーバーラーに行った。日本の喫茶とほとんどかわらず、たいしたことはなかった。あまりケーキも甘くなくたよりなかった。やはりほんもののウィーンのケーキを食べるべきだった。(旅行書をたよりにするなということか?)
夜になり市庁舎の広場に出かけた、野外スクリーンに有名な指揮者による音楽映画をやっていた。その前の広場で屋台が出ていてにぎやかなこと、鉄板焼きのパホーマンスまでやっていた。

夜のウイーン市内

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