デング熱
『よみがえる感染症』より Nikkei Medical 2010.06 |
・世界で年間約5000万人が感染 ・デングウイルスの感染、発熱、関節痛、頭痛、皮疹 ・ヒトスジシマカが媒介、日本にも生息する。渡航者が持ち込んだデングウイルスが国内で広がる可能性 ・1940年代に東南アジアからの帰還兵が帰国し、日本で数十万に流行した。 ・解熱薬を使用する場合は血漿漏出を悪化させる可能性のあるアスピリンは使わず、アセトアミノフェンを使う ・デング出血熱と呼ばれる重篤な状態を呈することがある→大量の血漿漏出し、白血球、血小板の減少、進行するとショック状態 ・ヘマトクリットが基準値の20%以上上昇している場合はデング出血熱を疑う ・輸液管理を適切に行えば2週間ほどで軽快 ・感染予防は虫除けスプレーくらい |
参考)アセトアミノフェン アルピニー、ナパ、カロナール、アスペイン、アトアノン、アニルーメ、アンヒバ、ピリナジン、ピレチノール、アセトアミノフェンなど |