認知症患者を介護する配偶者、認知症発現リスクが6倍に
Medical tribune 2010年7月15日
・Journal of the American Geriatrics Society(2010; 58: 895-900)
・ユタ州キャッシュ郡の高齢者を対象に12年間研究
・認知症の配偶者を介護する人は,認知症の配偶者を持たない人よりも記憶障害の発現リスクが6倍
・65歳以上の夫婦1,221組を対象
・1995年以降,認知症患者は約900例が確認
・同郡は1990年の米国でもトップクラスの長寿地域。
・配偶者の認知症リスクの上昇は介護のストレスによるもの?
・機序は明らかではない。
・介護にはよい面,悪い面がある
・よい面で悪影響を減らせれば配偶者の認知症発現リスクを低減できる可能性もある
私見)
認知症発症リスクではなく、記憶障害リスクではないか??

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