脳卒中治療を変える新デバイス
『TREND VIEW』より Nikkei Medical 2010.8
・急性脳梗塞の治療でtPA治療を行えた症例は1.5%(2009年データ)
・開頭せず血栓を物理的に取り除くMerciリトリービングシステム2010年4月30日薬事承認された。
・細いカテーテルで血栓を貫き、そのカテーテル内にらせん状ワイヤーを通し、血栓を絡め取る
・術者。施設基準をメーカーや関連学会で厳格に定めていく

Merci Retrieval System
・未破裂脳動脈瘤に対するコイル+ステント療法、CODMAN  ENTERPRISE Vascular Reconstruction Device(VRD)
・従来、形状記憶プラチナ線を動脈瘤内に丸めて入れ器質化させる方法が行われている
・最大径7mm以上あるいはワイドネックでは瘤内に血液が残存あるいはコイルが固定できなかった
・今回の方法はステントを先に留置し、ステントの隙間からコイルを送り込みコイルが外れるのを防いでいる
私見)
なんでこれくらいのものが日本で開発できないのだ?
『2番でいいのか、連坊さん!!』と言いたい

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