コレステロール高い方が死亡率が低い 
m3com医療ニュース 2010.09.03
・第19回日本脂質栄養学会(2010.09.03〜04愛知県犬山市)で研究成果発表
・LDL値が140mg/dl以上で高脂血症と診断(2007年日本動脈硬化学会)
・神奈川県伊勢原市の老人基本健診受診者(男性8340人、女性1万3591人)を平均7.1年間追跡調査
 ・男性ではLDL値が79以下より、100〜159の方が死亡率が低い
 ・女性ではどのレベルでもほとんど差がない
・冠動脈疾患や脳卒中の既往歴のない男女約9万人(40-79歳)を対象に平均10.3年間追跡調査(茨城県など)
 ・冠動脈疾患死とコレステロール値に因果関係なし
・特別な場合を除き、動脈硬化性疾患予防、コレステロール値を下げる目的での投薬は不適切(脂質栄養学会『長寿のためのコレステロールガイドライン策定委員会』)
・閉経後のコレステロール値の平均値で30-40ミリグラムは上昇する。
・投薬治療を受けている患者の約6割は閉経後の女性
・日本で高脂血症治療剤の売り上げは年間約2500億円。関連医療費も含めると7500億円
・多額の税金も投入されているのsで無駄な投薬はなくすべき


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