国際医療貢献は医療ツーリズムではない 府医ニュース 2010.10.20 |
・政府の『国際医療交流(医療ツールズム)』が従来からの『国際医療貢献』が同一線上に報道されている。 ・社会保障分野が成長牽引産業の一つにされ、外国人患者への『医療提供を行う『医療ツーリズム』の推進が謳われている。 ・本来、医療ツーリズムとは自国で治療を受けることが困難な病気を治療可能な国に渡航して適切な治療をうけること ・政府の医療サービスを外国人観光客 ・政府方針は医療サービスを外国人観光客の誘致策のひとつにしようとしている ・医療ツーリズムは経産省が医療をツールにした経済活性化策である。 ・阪大の国際医療貢献とは本質的に異なる物である ・阪大が中東の富裕層を対象に受け入れるという報道は間違い ・阪大病院がアラビアの民間病院と交わした覚書はあくまでも医療の国際貢献 ・サウジアラビアの重症心臓病患者を治療すること、同国の研究協力、人材育成が目的 ・富裕層をターゲットにした営利目的の医療ではない ・医療ツーリズムと報道されたのは問題 ・医療ツーリズムはインフラ整備が出来ていない、市場規模も数百億円程度との予測もある ・国が考えているような経済活性化策にはつながらない ・医療ツーリズムで日本人の先進医療が圧迫されることがないか? ・神戸市は外国人の生体肝移植などを行う『神戸国際フロンティアメディカルセンター』(仮称)を2012年に開設を予定している。 |
私見) 医療ツーリズムをやるなら、早くやろう。 新興国のインフラが進めば日本にくる必要はなくなる。 とにかく医療経済を考えない医業は滅びるのは明らか・・・ |