健診の意義を考えよう
日経新聞 2010.10.31 朝刊 『ほどほどの健康術』 新潟大学教授 岡田正彦
・定期検診を初めて提唱したのは150年前、英国のドーベル
・胸部X線検査はがんを誘発する危険性もある
・欧米では定期健診はエビデンスがないとして奨励していない
・医師の65%は年1回の健診は必要と考えているが、血液・尿検査で十分、胸部X線、心電図は不要と考えている
心電図は起こってしまった病気を確認するもので定期的に受けても長生きできるというエビデンスはない
・過剰な医療には不利益があり、効果が相殺される
日本式健診は根本的な見直しが必要

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