アルツハイマー病の新薬 Nikkei Medical 2010.冬 |
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・現在日本で承認されているのはドネペジル(アリセプト)のみ ・アルセプトはアセチルコリンエステラーゼを阻害し、脳内のアセチルコリン濃度を高める ・発売予定の新薬
・3つの新薬ともADの進行を遅らせるもので病期そのものを止めることは出来ない ・アミロイド仮説によればADはアミロイドβの蓄積から始まる ・アミロイドβはその前駆体(APP)がβおよびγセレクターゼによって切断されて産生される ・この酵素を阻害する薬剤、アミロイドを攻撃する抗体産生(アミロイドワクチン)させる薬剤が根本的治療となる ・米国イーライリリーは2010年8月13日γセレクターゼの開発を断念した。 ・ADと診断された時点でこれら薬剤を使っても手遅れの可能性 ・早期の治療が必要 ・早期診断の方法は?→PETによるアミロイドβ蓄積のモニタリング、髄液中のアミロイドβなど ・症状が出る前にアミロイドβの発生を長期間抑制してADの進行、発症を遅延できないか? |
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