柔整療養費が急増 府医ニュース2010.12.29 |
・厚労省平成19年度の健康保険集計による結果 ・大阪では施術部位が3部位以上の請求81%(全国最高)、岩手県14%(最低)、全国平均50% ・平成21年5月分の大阪府医師国保 被保険者数3万1245人 ・柔整の総申請数1393件(1200万円) ・施術部位1.2部位396件(28%:189万円)、3,4部位991件(71%:1001万円) ・日本整形外科学会調査では初診外来患者の平均受傷部位1.22部位で大きな差 ・医師国保の柔整療養費が急増 ・医療類似行為とは『医師でなければ行うことが禁止されている医療行為』 ・医療類似行為者とはあん摩、マッサージ、指圧師、はり師、きゅう師(施術院)、柔道整復師(接骨院) ・国家資格が必要 ・開業時に保健所に届け出が必要 ・柔道整復師の可能な施術行為とは ・打撲・捻挫の応急手当 ・骨折・脱臼の応急手当 ・急性期の手当に限る ・慢性疾患に関しては健康保険は使えない ・柔道整復師を目指す学生が増加傾向(1.77倍)に対し、整形外科専門医(0.98倍)、医師国家試験合格者(1.02倍)は微増 ・まとめ @大阪府医師国保の柔整療養費が高い原因は不明、施術部位数が多い A国保に対する政府補助金のカットが予想、府医師国保財政も油断できない |