医療ツーリズムの現状
府医ニュース 『時事』より 2011.02.02
・大阪府はりんくうタウンで医療ツーリズムの拠点作りをスタート
・りんくうタウン泉佐野病院では無料の国際外来開設し年間約5000人の外国人医療を行っている。
・観光業者にこの実績を基にPR、医療通訳の養成、総合特区構想
・平成23年度知事重点事業として約4千万円の予算要求
・梅田北ヤードにRMF(ラッフルズ・メディカル・グループ)が進出し、中国・ロシアの富裕層をターゲットにして検診事業を計画、シンガポールでRMG提携病院での治療を計画
・南海電鉄と南海国際旅行は共同で沿線2病院と提携し中国・韓国・台湾からの検診ツアーを平成21年8月より販売
・JTBも昨年12月から3カ所の提携病院を7施設増やし、美容関連サービスも取り扱う
・医療ツーリズムを止めることは不可能な状況
・現在の保険制度では満足な医療が受けられないという意識が高まり、混合診療禁止自体が形骸化しつつある。
・国民皆保険制度の崩壊につながりかねない。
私見)財政難の大阪府が無料でやらなくてもいいのでは・・・。
NHKの『クローズアップ現代』でタイの医療ツーリズムで国内医療が崩壊しかかっている現状をレポートしていた。

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