マニュアル「役に立たず」 気仙沼市医師会
2011年3月29日 提供:共同通信社
・宮城県の気仙沼市医師会は2010年10月、宮城県沖地震に備え、市と連携した対応マニュアルを策定
・震災はその想定をはるかに越え、何の役にも立たなかった
震度5以上の地震が発生時、医療機関が電話やファクスなどで施設の被害状況、診療が可能かを医師会に報告
・停電などで通信機能が失われた
・多くの医師が避難所暮らし
・医師会職員が避難所を回り、安否確認
・災害対策本部で連絡調整役の医師会副会長が被災して動きが取れず
・壊滅的被害を受けた南三陸町でも町内の医師の誰とも連絡が取れず
・道路ががれきで埋まり町に入ること出来ず
・医師会などに配備していた衛星電話は電池が切れ後は停電で充電できず
・マニュアルは想定外の震災で役立たなかったが、基本的な考え方は間違っていない


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