降圧剤の合剤をどう使う
Nikkei Medical 2011.04

利尿薬
Ca拮抗薬
ヒドロクロロチアジド
ニュートライドなど
アムロジピン
アムロジン・ノルバスクなど
ARB
用量
6.2mg
1.4円
12.5mg
2.8円
2.5mg
34.5円
5mg
64.0円
ニューロタン
ロサルタン
50mg
155.6円
プレミネント
158.8円
ブロプレス
カンデサルタン
4mg
77.3円
エカード配合錠LD
80.3円
8mg
150.3円
エカード配合錠HD
154.3円
ユニシア配合錠LD
150.3円
ユニシア配合錠HD
150.3円
ディオバン
バルサルタン
80mg
125.3円
コディオ配合錠
129.6円
コディオ配合錠EX
130.6円
エックスフォージ配合錠
130.1円
ミカルディス
テルミサルタン
40mg
142.4円
ミコンビ配合錠AP
148.8円
ミカムロ配合錠AP
143.8円
80mg
213.6円
ミコンビ配合錠BP
219.8円


カルブロック
アゼルニジン
8mg
39.7円
16mg
70.6円
オルメティック
オルメサルタン
10mg
74.0円
レザルタス配合錠LD
91.0円
20mg
142.0円
レザルタス配合錠HD
170.1円円

・似たような合剤が出て区別がつかない
・降圧がうまくいかないときは単剤の増量より2剤併用が有効
・作用機序の異なるものを併用する方が効果がよい
・血圧を規定する因子
 ・心拍出量→水・ナトリウム抑制薬(Volume-drugi)の利尿薬、Ca拮抗薬
 ・末梢血管抵抗→レニン・アンギオテンシン(Renin-drug)のAEB、ACE阻害薬
・合剤ならば錠数を増やさなくてもすむ→患者の負担軽減、薬剤費用の低減(合剤のほうが薬価が低くなる)
・日本人に多い食塩過剰摂取者にはARBと利尿剤の合剤
私見)
新薬が出来ないので合剤とは安易な発想、芸がない。

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