どう使いこなす相次ぐ大型新薬 心房細動 Nikkei Medical 2011 夏臨時増刊 |
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・心臓研究所付属病院ブラザキサ発売後3ヶ月で約100人の心房細動に処方 ・ワーファリンから本剤に変更したのは10%程度 ・ワーファリンで安定した抗凝固得られているのにあえて変更が必要ない ・新規患者に対してはほとんどブラザキサを処方していた ・AFで脳梗塞リスクの低い患者にも抗凝固療法がやりやすくなった。 ・ブラザキサで治療の腎機能低下の高齢者で重篤な出血例の報告 ・ブラザキサが腎排泄のため ・高齢者では熱中症、脱水、摂食不良で容易に腎機能が低下するので注意が必要 ・大出血の発生率 ・75歳未満ではブラザキサ100mg×2回/day、150mg×2回/dayのどちらでもワーファリンより低い ・75才以上では同程度 ・頭蓋内出血の発生率 ・年齢にかかわらずブラザキサの方が低い ・消化管出血 ・75才以上ではブラザキサの方が多い ・ドラッグラグのメリット ・ドラックラグ中に副作用が分かる可能性もあり、日本での大事故が回避されることになる。 ・主な新規抗凝固薬の開発状況
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![]() 主な経口抗凝固薬の作用点 |