1122:ガイガーカウンターと20mSv/年 『シリーズ震災と医療』より Medical ASAHI 2011.08 |
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・局地的に放射線濃度の高い場所(たとえば千葉県柏市東大柏キャンパス)、事故後2ヶ月でも1時間あたり0.35μSv ・関東地方の通常の値は1時間あたり0.05μSv ・市販のガイガーカウンターの精度 ・2011年6月11日東京・外神田で開催した『ガイガーカウンターミーティング611』 ・持ち寄ったのは日本製、中国製、ロシア製、米国製など ・測定放射線源はセシウム137を使い、15cm、30cm、60cmの半径で測定 ・放射線量は線源から距離の二乗に反比例する、
・0.1μSvレベルでは感度が悪くなり正確な値の1.5〜2倍の値を示すものが多い ・市販のガイガーカウンターは高線量(1時間あたり0.2μSv以上)の大まかな値を知るのにはよいだろう ・注意すべきはガイガー管の感じやすいβ線を計ると間違いが起こる→観測窓に遮蔽板、γ線測定への切り替え ・β線をカットする必要がある ・測定回数を多くして平均化する必要 ・余計な放射性物質が付かないようポリ袋で計器自体を覆う ・自分の周辺の放射線量がおおまかに分かっても、原発周辺以外の低レベルの被ばくがどのような影響を及ぼすのか分からない |