エピナスチン塩酸塩に着眼したジェネリック医薬品への注意点
アレルギー 60(1),51-52.2011
・H1拮抗薬エピナスチンのジェネリックは22品目発売されている
.先発品のアレジオンと効果は同等とされている
.実際に先発品との比較臨床試験も副作用調査も行われていない
.ジェネリックの中には外形や色調を変えているものがある
安息香酸ナトリウム含有(1品目)、青色2号含有(1品目)、香料含有(4品目)あり
 .安息香酸はアスピリン喘息を誘発する防腐剤として警告されている(アレルギー学会 喘息予防・管理ガイドライン)
青色2号は発がん性、染色体異常誘発が懸念されるので危険
・香料に関してはよく分からない
 ・チューインガムのミントやハッカでアスピリン喘息が誘発された報告あり
・ジェネリック薬品承認時に慎重な確認が必要
・ジェネリック薬品処方時に医師や薬剤師が患者の病状により選択を行う必要

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