減感作療法は自己免疫疾患増加とは関係ない
Medical Tribune 2012.02.16
・Linneberg A ,et al.Jallrgy Clin Immunol 2012;129:413-419
・減感作療法(SCIT)が自己免疫疾患の誘引となる可能性が示唆されているが。
・デンマークの薬剤および入院に関する中央登録(1997〜2066)
 ・アレルギー以外の疾患のない患者でSCITを受けた1万8841例
 ・通常のアレルギー治療(ス鼻腔吸入、経口ヒ剤)を受けた42万8424例
 ・SCITと自己免疫疾患との関連認めず
 ・通常治療群と比較したハザード比(HR)は0.86と低値
 ・SCITは通常治療群と比べ心筋梗塞、虚血性心疾患、全死亡リスクは低かった
私見)
減感作療法が自己免疫疾患を誘発するというのは知らなかった。
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