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・Lancet 2012;379:1256-1268 ・セレンサプリメントが広く使用されている ・セレンは土壌、食材に含有する天然ミネラルで少量は健康維持に不可欠(体内ではセレノプロテイン) ・セレンの摂取量が少ないと免疫不全、認知機能の低下、死亡リスクの上昇 ・セレンの血中濃度が高いと男性の妊孕能の向上、抗ウイルス作用、前立腺癌、肺がん、大腸癌、膀胱癌の予防 ・しかし、セレンの過常摂取で2型糖尿病のリスクが増大 ・セレンが不足しているとき(122μdL未満)は追加摂取は有用 ・セレンの至適血中濃度は130〜150μg/dL ・セレン血中濃度が122μg/dL以上はセレンサプリメント摂取の必要はない ・セレンの血中濃度には遺伝的要素が関係 |