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・アナフィラキシーショックの発生率は年間10万人あたり50〜2000人と大きなばらつき ・小児では多くは食物が原因、次いで虫さされ、薬剤 ・成人ではもっとも多いのが虫さされ、次いで薬剤、食物 ・原因食物 ・ピーナツ、くるみ、次いで牛乳、鶏卵、魚 ・そば ・大豆、エンドウ豆、ひよこ豆 ・ゴマ、ローヤルゼリー、カモミール ・原因食物+アルコール、運動、ストレス、NSAIDの服用 ・抗原物質が腸から吸収されやすくなり、ショックを誘発しやすくなる(小麦蛋白によるアナフィラキシーショックが典型的) ・重篤な食物によるアナフィラキシーショックで死亡した全例で気管支喘息を認める ・病院内でのアナフィラキシーショックは薬剤が原因であることが多い ・周術期(perioperative period)に投与された薬剤でショックを起こしている ・NSAID、βラクタム系抗菌薬 ・PPIによるアナフィラキシーショックの報告も増加 ・モノクロナール抗体 ・そのほか ・歯磨き粉、化粧品(製品に含まれる殺菌剤、防腐剤としてのクロルヘキシジンが原因ではないか?) |