虫除けスプレーどこが違う
日経メディカル 2013.06
ディート(DEET:ジエチルトルアミド)配合
DEETはCDC、EPA(米国環境保護庁)で有効性が確認されている。
米国では30%以上の高濃度のものが発売されている。
日本国内では最高で12%程度。
忌避持続時間は
・4.75%で約1時間30分
・6.65%で約2時間
・20%で約4時間
厚労省は6ヶ月未満乳児には使用すべきではないとしている。
米国小児科学会は2ヶ月未満に使用すべきではない

〇DEET配合製品
※上から下にいくほど低濃度の製品
・ULTRATHON ※米国のみ販売 ディート34.34%
・PRESHOWER プレシャワー・アクティブプラス
・サラテクト パウダー
・マキロン 虫除けゴールドスプレー
・サラテクト マイルドミスト
・サラテクト センシティブ

〇DEET非配合製品
多くはユーカリ油や精油を有効成分
ユーカリ油は低濃度で蚊に効果あり
CDCはユーカリ油を3才以下の子供には使用してはいけないと警告(安全性のデータが無いため)
※精油
エッセンシャルオイル(英語 essential oil)は、植物に含まれ、揮発性の芳香物質を含む有機化合物である。
「オイル/油」という字が付くが、油脂とは全く別の物質からできている。
可溶化リポイドで、水に溶けにくく、アルコール・油脂などに溶ける性質(親油性・脂溶性)を持つ。
現在、約250〜300種類の精油が存在する。
引用:フリー百科辞典WIKIPEDIA《詳細

〇ペルメトリン配合剤を衣服に塗布する方法もある
洗濯しても効果が落ちないものも開発されている
インセクトシールドジャパンが販売するメッシュパーカー、ズボン、バンダナ、靴下等

※ペルメトリン(Permethrin)
ピレスロイド系殺虫剤の一種。英語読みでパーメスリンとも呼ばれる。
人畜に対する毒性は低く(ただしネコと魚類に対しては毒性が高い)、昆虫やダニに対して広く効果を示すため、衛生害虫駆除、防虫、農薬、動物薬および医薬などの用途に広く用いられる。
医薬用途ではシラミなどの外部寄生虫駆除用や疥癬の治療(ヒゼンダニの駆除)に用いられる。
特に疥癬治療薬としては世界的に広く用いられるが、日本では医薬品として認可されていない。
引用:フリー百科辞典WIKIPEDIA《詳細
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