医療のグローバル化と多国籍化について |
府医ニュース『勤務医の窓』 201308.07 |
・近年、外国人患者に遭遇する機会が増えている ・八尾市で48ヶ国、652人の外国人が居住(主に韓国・朝鮮、中国、ベトナムの方が90%以上) ・日本語を話せない患者の診察拒否は医師法第19条の診療拒否の正当な事由にはあたらない(弁護士見解) ・経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約第12条に違反し、人権侵害に当たる ・医師側としては説明義務責任で医療訴訟に問われる問題がある ・医療通訳士の対応が一番適切だが整備がで来ていないのが現状 ・八尾市立病院では大阪府国際交流財団外国人相談コーナートリオフォン(電話の通訳者を介する3者通話)を活用 ・通訳者は医学知識の十分でないボランティアで責任を負うのは困難 ・社会全体として取り組んでいくべき問題 |