アセトアミノフェノンの各国での禁忌
ペインクリニック31:781−790,2010
国名 禁忌   使用上の注意 腎・肝機能低下時の用法、用量
日本  消化性潰瘍、
重篤な血液の異常、
重篤な肝障害、
重責な腎障害、
重篤な心機能不全、
過敏症、
アスピリン喘息
消化性潰瘍の既往歴、
血液の異常またはその既往歴、
出血傾向、
肝障害またはその既往歴、
腎障害またはその既往歴、
心機能異常、過敏症の既往歴、
気管支喘息、アルコール多量常飲者、
高齢者、小児等、
絶食・低栄養状態・摂食障害等によ
るグルタチオン欠乏、脱水症状
高齢者では、副作用が現れ
やすいので、少量から投与を
開始するなど患者の
状態を観察しながら慎重に
投与すること 
アメリカ 過敏症 アルコール多量摂取  記載なし
イギリス 過敏症 垂罵な腎機能障害、重篤な肝機能障害がある場合は医師に相談すること 記載なし
ドイツ 過敏症
重篤な肝疾患
慢性アルコール依存症、
肝障害(肝炎、ジルベール症候群、
腎障害) 
肝機能障害または腎機能障害
、およびジルペール症候群が
ある場合には、減量または
投与間隔の延長が必要。
重篤な腎機能障害がある場合
は、投与間隔を8時間以上
あける
フランス 過敏症
重篤な肝疾患
重篤な肝疾患、重篤な胃疾患がある
場合は医師に相談すること
重篤な腎疾患のある場合は
8時間以上投与間隔をあける
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