ガイドラインより見た心房細動・心室性期外収縮の治療 | ||||||||||||||||||||||||
日本内科学会雑誌 2012.3.10 | ||||||||||||||||||||||||
・心原性脳梗塞発症者の血栓溶解療法適応例は3.6%(少ない) ・心原性脳梗塞の予防治療が重要 ・日本では60歳以上でAFが急激に増加 ・80歳以上では罹患率4%以上 ・2020年には持続性AFが100万人の予測 ・AFの治療はリズム治療よりレート治療 ・発作性AFの予後には両者で有意差なし ・抗不整脈剤による発作抑制の意義は認められない→レート治療が有用 ・AFによる心原性脳梗塞予防にアスピリンは無効(JAST試験) ・ピドグレル(商品名:プラビックス)との併用でもワーファリンのほうが効果的 ・症状合併症の評価
・血栓塞栓症のリスク評価
・2011年日本循環器学会緊急ステートメント ![]() ・ダビガトラン(ブラザキサ)の使用について ・僧帽弁狭窄、機械弁を有するAFに対するダビガドロンの効果は不明→ワルファリンを推奨 ・80%が腎排泄なので腎機能のチェック ・CCrが50ml/min低用量(1回110mg、1日2回) ・CCrが30ml/min未満禁忌 ・服用前のAPTTが60sec以上の高値は出血リスクあり |
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![]() 器質的心疾患のない心房細動の治療 |
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![]() 心房細動のレート・コントロール治療の選択肢 |
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