高山病・時差ぼけに利尿薬と眠剤が要
Nikkei Medical 2013.10
・高山病は200m以上の高所で低酸素により起こる身体異常の総称
 ・吐き気、頭痛、脱力感の症状
 ・重症化すれば肺水腫、脳浮腫を起こす
 ・高齢者では1500mくらい(富士山5合目)でも発症する
 ・利尿薬のダイアモックス(アセタゾラミドが予防薬として有用(保険外診療)
  ・脳血管血流の増加、呼吸中枢刺激作用
  ・出かける前日、到着後3日間の、1回0.5錠を1日2回服用
 ・予防には水分補給も有用、深呼吸も有用
 ・発症時した場合はにダイアモックス1錠を2回服用
 ・重症化予防のためCa拮抗薬による血管拡張も有用
 ・速やかに高度を下げることが一番の治療
・時差ぼけ(ジェットラグ)は4〜5時間の時差のある地域に高速移動したときに起こる心身の不調
 ・体内時計と生活時計のずれによるもの、一過性の睡眠障害
・時差ぼけ予防法
 ・飛行機搭乗の前日から渡航先の時間に合わせた生活をする
 ・機内で渡航先の時刻に合わせて睡眠をとる
 ・到着後はなるべく、日光に当たる
 ・渡航先で短時間型睡眠薬の服用(マイスリーがおすすめ)、3日間くらい
  ・帰国後も2,3日服用するのも生活リセットが楽になる 
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