米ドラマがヒントに、謎の病から患者救った医師 ドイツ |
AFP=時事 2月11日(火)12時40分配信 |
・心機能の著しい低下、視覚と聴覚の障害、胃液の逆流、リンパ節の腫張、不明熱の55歳の患者 ・診断が付かず、症状が悪化する ・2012年5月、独マルバーグセンター(Marburg's Centre for Undiagnosed Diseases)に入院 ・既往歴で人工股関節置換手術を2度受けていた。 ・「ドクター・ハウス」のシーズン7のあるエピソードで人工股関節の劣化によるコバルト中毒の話を思いだした。 ・金属製の人工股関節をセラミック製に交換し、症状は改善した。 ・原因は人工股関節の腐食だった。 |
Cobalt intoxication diagnosed with the help of Dr House The Lancet, Volume 383, Issue 9916, Page 574, 8 February 2014 |
ドクターハウス Dr.HOUSE 『Dr.HOUSE』(原題:House)は、2004年から2012年までアメリカ合衆国のFOX系列で放送された、1話完結型のテレビドラマ。 診断医としての評価は高いが一匹狼で捻くれ者のハウスとそのチームが、他の医師が解明出来なかった病の原因をそれぞれ専門分野の能力や個性を生かして突き止めていく姿を描く医療ドラマ。 病気の原因が簡単に導き出せない理由は、患者が病状や事情についてつく嘘に起因している場合が多い。例えば奇病の原因となった浮気、内在的な障害、自身の過去、職業などについて嘘をつくのだ。 このためハウスはよく「人は誰しも嘘をつく」とつぶやいたり、チームの考えについて「その患者は嘘をついている」と反論するのである。 明確にそう口にすることはなかったとしても、彼は大抵この仮定のもとに診断する。 そして、発症時の症状と証言、悪化した結果から得られた矛盾点から患者の嘘を見抜き、適切な処置のなされた患者が快方に向かう、または退院するのが基本フォーマットである。 引用:フリー百科辞典WIKIPEDIA《詳細》 |
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