花粉症にゾレア |
m3comカンファレンス 2014/02/13 |
・花粉症だけだと自費診療 ・「ゾレア150mg」1Aで7万円前後、1シーズン通常2A(約14万円)程度の投与が必要 ・「ゾレア」は粘稠度が高く注射しにくい ・痛みについては150mgで1.2ml皮下注射だから、 問題ない ・毎年、季節的に投与すれば、年々、スギIgEが低下し、症状も軽くなるという報告あり ・注射量は総IgE値からの計算値より多めのほうがいい ・スギ花粉症だけの人は総IgEが低いが特異IgEが高い場合が多い ・150mg月1回の場合は300mgを2月下旬と3月下旬に使用がいいのでは ・体重が65kg、血清総IgE濃度が85IU/ml→治療指針通りなら「ゾレア」の150mg使用 ・「レミ切れ」:次回投与前に症状が悪化 ・対応として投与間隔を早めて打つという方法あり ・オマリズマブでも「オマ切れ」があり ・ゾレアでも症状が再発した時150mgを3週あるいは2週ごとに使うのも方策 |
ゾレア ノバルティスファーマ 【有効成分・含量】 オマリズマブ(遺伝子組換え)129.6mg、ただし、本剤の調製方法に基づき、日局注射用水0.9mLに溶解した溶液0.6mL中に含まれる量は75mgである。 【効能又は効果】 気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る) 【用法及び用量】 通常、オマリズマブ(遺伝子組換え)として1回75 〜 600mgを2又は4週間毎に皮下に注射する。1回あたりの投与量並びに投与間隔は、初回投与前の血清中総IgE濃度及び体重に基づき、下記の投与量換算表により設定する。 【薬 効 薬 理】 本剤は、ヒト化抗ヒトIgEモノクローナル抗体であり、IgEと高親和性受容体(FcεRI)の結合を阻害することで、好塩基球、肥満細胞等の炎症細胞の活性化を抑制する。 |
ゾレア添付文書 |
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