FDAがアセトアミノフェン使用に警告 | |
2014.01 | |
・FDAは、2014年1月までに、アセトアミノフェン1カプセルの含有量を325mgまで(1日最大量4,000mmg )にす るよう勧告。 ・米国では、オピオイド(コデイン、オキシコドン・ハイドロコドンなど)との合剤に750mgのアセトアミノフェンを使用。 ・NIHによるとアセトアミノフェン過剰摂取による重篤な肝障害と皮膚障害を警告。 皮膚障害はスティーブンス・ジョンソン症候群 ・アセトアミノフェノンはアスピリンによるライ症候群の副作用が起こりにくいので小児科で解熱鎮痛剤としてよく使われる。 ・アセトアミノフェンは単独では効果が弱いのでエテンザミドとカフェインを加えてている(ACE処方)。 ※エテンザミド:サリチル酸系の解熱鎮痛消炎剤で体内で分解された時、サリチルアミドになるため、胃に対する 副作用は比較的軽い。 ・よく臨床で使うアセトアミノフェンはカロナール200mg、300mg ・アセトアミノフェンとして、1回300〜1000mgを経口投与し、投与間隔は4〜6時間以上とする。 1日総量として4000mgを限度 ・アセトアミノフェン市販薬 ・ノーシン錠 アセトアミノフェン300mg 、エテンザミド160mg 、無水カフェイン70mg ・ノーシンホワイト アセトアミノフェン300mg 、エテンザミド380mg 、無水カフェイン70mg ・ハッキリエースa アセトアミノフェン230mg、エテンザミド230mg 、カフェイン75mg 、シャクヤクエキス50mg メタケイ酸アルミン酸マグネシウム150mg ・バファリンルナ イブプロフェン65mg、アセトアミノフェン65mg、アリルイソプロピルアセチル尿素30mg 無水カフェイン40mg ・タイレノール アセトアミノフェン300mg (単剤) ・オーストラリアでは薬局ではアセトアミノフェノン1錠500mgで、1回2錠、1日4回まで可 ・病院では1gを6時間ごとが普通処方(通常量でも肝障害が生じることもある) |
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