カフェイン併用療法 抗がん剤の効果がアップ
・抗がん剤にカフェインを併用投与すると、抗がん剤の効果を増強する。
 ・全く効かなかった抗がん剤が、90〜100%も効くケースあり。
・金沢大付属病院の整形外科は、カフェイン併用療法を術前に投与し、骨肉腫や軟部腫瘍の治療に効果。
・カフェインには抗がん剤が破壊したがん細胞のDNAの修復を阻害する作用
・抗がん剤を投与後、カフェインを3日間動脈内投与
 ・体重60kgで1日2g=コーヒーなら約30杯分
・骨肉腫では、
 ・転移がない場合(32例)
  ・27例(84%)で骨肉腫が消失
  ・無効は2例。
  ・5年生存率は91%。
 ・転移がある場合(14例)
  ・消失は2例、8例は縮小
  ・有効率は71%。
  ・4例は無効。
・厚生労働省は2003年11月高度先進医療として承認
患者の負担は一回9500円
「カフェイン併用化学療法」で少女が医療事故死?
 金沢大病院で2010年に骨肉腫治療を受けた当時16歳の少女が死亡した。
 使用した抗がん剤のアドリアマイシンの副作用(心筋症)による可能性が高い。
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