夜間頻尿にロキソニンが効くか? |
日経メディカル 2014年8月号 |
・バルンカテ留置患者で尿意を強く訴える時にインドメタシン坐薬が有効 ・NSAIDsに排尿反射を低下させる作用がある(秋田大 河谷正仁氏) ・ロキソニンはEPI受容体に拮抗作用があり、排尿知覚を低下させる。 ・NSAIDsによる排尿抑制効果の検討(一般演題(口演))(高知大学 齋藤源顕氏) ・日本泌尿器科學會雜誌 95(2), 412, 2004-03-15 ・ロキソニンは夜間尿量を低下させる ・排尿反射の低下 ・排尿知覚の低下作用 ・ロキソニンの夜間頻尿改善効果 ・プロスタグランディン産生抑制→腎血管収縮→腎血流減少→Na再吸収増加+ADH作用亢進→尿産生の抑制 ※高齢者では腎機能が低下しているので長期投与には注意 ・下部尿路の交感神経への作用 ・日本排尿学会の『夜間頻尿診療ガイドライン』では推奨グレードF(保留) |
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