白濁した尿への対応について
日経メディカル電子版2014/9/10
・寝たきりで排尿障害患の白濁尿の原因のほとんどは慢性膀胱炎
 ・残尿が多いと尿路感染を起こしやすい
 ・寝たきりでは膀胱底部に浮遊物がたまりやすい
感染持続で膀胱結石を合併することあり
・自力排尿がほとんどない場合、1日3 回以上の導尿が必要
・カテーテル留置中では尿路感染は必発で浮遊物が多くなる。
無症状なら体位変換と尿量の確保(1日1L以上)で経過を見る。
・尿路感染で発熱ががあれば尿培養、感受性試験を行い抗菌薬を投与
・解熱して全身状態が改善すれば、尿所見が正常化しなくても抗菌薬を中止可能
 ・長期間の抗菌薬投与は耐性菌のリスクが上がる。
・膀胱洗浄は感染を増悪させるリスクあり
 ・浮遊物や血尿でカテーテルが閉塞した場合以外は、膀胱洗浄しないほうがよい
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