「心肺停止」と「死亡」は違うのか(御嶽山噴火の報道) |
2014.09.29 |
JCAST NEWSによると ・「心肺停止の状態」を外国メディアでは"cardiac arrest"や"heart and lung failure"と英訳している ・日本独特の表現のようだ。 ・AFP通信では"cardiac arrest"を「医師が死亡を宣言する前に使われる」用語 ・ウォール・ストリート・ジャーナルは「死亡しているおそれがあるが、医療的に正式な死亡が判定されていない」状態 ・"heart and lung failure"と書いたAP通信やワシントンポストは「日本では医師が診断する前の遺体の慣例的な言い方」と説明。 ・中国新聞は「無生命跡象(生命の兆しがない)」記載。 ・AP通信の見出しでは"At least 31 people believed dead(少なくとも31人が死亡したとみられる)" ・BBCでは"Mt Ontake rescue teams find 31 bodies(御嶽山のレスキュー隊が31人の遺体を発見した)" |
Yahoo質問箱の回答では ・「心肺停止」から蘇生処置で蘇生することがあるので、心肺停止=死亡にはならない ・死亡判断は“基本的には”医師しか出来ないので、「死亡」とは言えない ・しかし、救急隊でも死亡判定を出来る場合がある。 ・体がバラバラ、ミイラ化、白骨化、死後硬直、死斑、全身が腐敗している場合。 ・死亡が明らかな場合は「社会死」として「死亡」と判断をして警察に引き継ぐこともある。 ・死亡判断を誤り、生存しているのに搬送しなかったケースも出てきて明らかな死亡状態でも、心電図などで死亡を確認を徹底するな必要がある。 |
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